シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

乃木坂46 31thシングルアンダーライブに行って来た

 

というわけで行ってきました。初日。
本編の話をしたいのだけど、どうしても過去の思い出の話からしたい気分なので、まずはそこにお付き合い願いたい。

 

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大園桃子卒業セレモニーが行われたあの日、双眼鏡越しに捉えた彼女の姿は思えば鮮烈だった。あの綺麗なダンスを踊るのは誰か。それが松尾美佑という1人のアイドルをより確実に認識した瞬間かと思う。

 


そこからの29枚目シングルのアンダーライブ。
幸運にも続きの日程だった2期生・北野日奈子卒業コンサートから4日間でより彼女に魅了されるようになった。


30枚目シングルのアンダーライブは東京公演千秋楽の1日だけだったが、そのほぼ最前列で見たセンターを務めた「錆びたコンパス」はあまりにも綺麗だった。

そして今回の31枚目シングルのアンダーライブ。初日となったあの日、zeppの観衆の群れの隙間から見た彼女の姿は、前回見た姿より自信を増したように見えた。
そしてその増したように見えた自信に比例するかのごとく、センターを務める曲も倍増していた。

どう捉えるかは人次第ではあるとも思うが、そこに僕は彼女の成長を感じた。
と同時に、初のアンダーフロントという事実もこの自信が呼んだ結果なのではとも感じた。

グッと来たのは根が3期生推しの自分にとって大事な曲である「三番目の風」の披露である。推しが推しの曲を歌っている、というのは最高以外の何物でもなかった。

29枚目から見てきた自分の中で何が一つ節目というか、彼女の一つの集大成をこのライブに見た気がする。

 

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と、ここまで松尾美佑さんを縦軸にライブを反芻したのだが(一部敬称略)、それ抜きにしても本当に良かったライブだった。

まあや(和田まあや)の卒業で3・4期5人ずつの10人というメンバー構成からの3・4期それぞれの「三番目の風」「四番目の光」はまさしく「シン3・4期生ライブ」かなとも思った。新4期生たちは3・4期生ライブに出てないことを考えると余計に。

魅力ある楽曲の掘り起こしというコンセプトは前回のライブでも見られたけれど、今回も「全部夢のまま」だったり「コウモリよ」というところにその意気を感じたし、それでいて「君に叱られた」を抑えてきたりと隙のなさも同時に感じた。

それでなく「マシンガンレイン」を端に発する直近アンダー曲を繋いだブロックとその締めの「日常」。アンダーライブのアンセムまでを詰め込んでいるんだから見ていて膝をつくばかりだった。

極め付けは座長の活躍。
久々のツアー形式となった今シングルのアンダーセンターである麗乃ちゃん(中村麗乃)の姿は最早圧巻だった。
歌唱力はもちろんの事のこと、スタイルも良いからダンスが映える。

これを完璧なライブと言わずしてなんと言うのか。ただこれは先に触れた通りツアーの開幕にしか過ぎないのだから驚きである。

千秋楽、過去最少ながらも間違いなく力強さを感じた10人がツアーを経てどうなって帰ってくるかを楽しみに、この記事の締めとしようと思う。


ここで得た感動は必ず、彼女に伝えねばと思います。