シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

不定期のつれづれ #11  桑田佳祐ライブを初体験してきた話

オケコン以降、記事にしてなかった要素といえばこのお方のコンサート。


ナゴヤドームもといバンテリンドームと札幌ドームの2公演へ。

 

チケット方式というところも行き慣れたライブなら発見時に座席番号が出るものだったが、このクラスになると転売云々等の対策からか、独自に振られた管理番号なる番号+QRコードが表示されたチケットが発券され、会場内へ。

声優やアイドルの現場にあるようなペンライトの文化こそ無かったが、その代わりに来場者に貸し出されたのがこれ。

 


そう、これがペンライト代わりのものになるもので、「5倍返しライト」と称されたリストバンド型コンサートライトなのだったのだ。

あくまで制御され色を変わるものであるが、その分フレキシブルに色が変わるのでまさしく舞台演出の一部になるといったような感じであった。

 


普段の現場と違う感じを覚えたのはあとは客層の違いだろうか。
本当に老若男女、家族連れで連れて来られた赤ちゃんから杖つきながらのおじいさまお婆さままで幅広かった。
センセーショナルだったのがライブ中何度か発射された紙テープを求めて客席通路を駆け抜けるという光景もあった。実際開演前のレギュでも客席走るなの文言は無かったので、レギュ範囲なのだろう。普段がその辺りの行為を禁じるライブが多かっただけにビックリな光景だった。

 


本編でバラード系を固めたかと思えば最終盤からアンコールに掛けてはスーパーヒットの名曲を惜しげもなく投入で大団円。一番の盛り上がりを見せる「波乗りジョニー」は「波乗りの歌なんてやりませんから!」とダチョウ倶楽部ばりの伏線を最後の最後まで張ってからの本編ラストに披露。
曲の世界観に合わせ水着姿のダンサー30人がステージに並び立つのは壮観であった。

 


ステージに並ぶという話をしたので、ステージ構成の話もしようと思う。
ステージ中央が桑田佳祐御大の標準の立ち位置で、曲中に左右に移動するという感じ。
そしてその後ろにひかえるは桑田バンド一行。ギター、ベース、ピアノ、キーボードは勿論サックスにバックコーラスのデュオも控える生演奏に万全の布陣。ほぼほぼ全曲が生演奏バックの披露であった。
そしてこの布陣に曲によっては桑田佳祐本人によるギター弾き語りも交えてという豪華具合。

 

それでいてさらに名古屋では燃えよドラゴンズ、北海道では開演前に差し入れをもらったという松山千春の代表曲「大空と大地のように」を弾き語りにて披露という隙の無さ。

 

名古屋で雰囲気を学び、札幌では爆上がりで楽しい2公演でした。
曲知識の薄い桑田佳祐ソロ公演でこの楽しさなのだから、サザンオールスターズとしての公演は絶対に楽しいはず。未開の地での出会いからまた新たな野望が出来ましたというところでこの話はおしまい。