1年前、まあ今回きりだろうと思いながら横浜アリーナを後にした。
いやまさか、今年も来ることになるとは。
というわけで、ANIMAX MUSIX 、23年秋、24年春と来て3回連続の参戦をしてきた。
3回目にもなるとだいぶ勝手はわかってきた気がする。
500mlペットボトル4本も要るのはこのライブぐらいだと思う。
またそれでいて、ほぼほぼMC間も立ってるのが大概というのだから実に足にきた(笑)
立つのが流儀であり礼儀であるラブライブでも幕間映像とかは座るだけに、それのない今回は本当に休憩時間くらいである。
フェス半年ぶりで周りの格好が四方山なの、ああ久しぶりだなとなった。
開幕ナンジョルノ、2曲目「trust myself」が刺さったがエレガ作曲というのだから納得。
アニマといえばコラボ披露、「Bling-Bang-Bang-Born」が凄かった。
ハイテンポでリリックをかます楽曲に見事に合わせてたMADKIDに痺れた。
メインの出番の時もパフォーマンスに圧倒された。
あまり好んで見るタイプのグループじゃないはずなのだが、気づけば魅せられていた。
今回女性ソロ陣の力強さにも圧倒された。
Sizukさん、俊龍氏を引き連れてのパフォーマンスとは。。
「あなたがあの俊龍!?」とはなった。やはり。
「KOE」「CHAR JAL」と来たデュオパート、形容するなら「深く強い」だろうか。
ぶち上げともまた違う歌で会場を圧倒する雰囲気を感じた。
というかASCAさんとガルニデさんがこういうメロディが好き!!のゾーンの四隅にビッタビタに曲ぶち込んできててすきぴになってしまった。
手数を多くすると金銭的に苦労するのは今年散々現在進行形で味わっている嬉しい悩みだが、こういう琴線に1度でも強く響いたものは少しでも掘り下げていきたいなと強く思っている。来年以降の野望が増えた瞬間だった。
大渕さん、初手からMCで軽口叩いて横アリピタッと静まり返ってたのおもろかった。
初見新曲で一緒にコールしてください!は流石にハードル高すぎるし画面に出してあげないと…
返ってくるはずのコールの弱さに「あ、あれ?」みたいな反応が垣間見得たが
いやまあ勘弁してくれ…流石にアレはアイマスPの血を多少引いてる自分ですらついていけなったので…
これは本人というより演出面でカバーしてあげてという意味でというのは忘れずに書き添えておきたい。
からのsajou no hanaで「ええやん!」と脳内でザコシがこんにちはしちゃった。
まだゾーンが広がってしまう。
コラボやります!鈴木愛奈!!Liella!!で僅かでも期待しちゃうのは今の性だろうか。
ユニット甲子園だと枠組みが限られちゃうので、ここはラブライブフェスに期待するしかないのか…
Ave Mujica、「Symboll:△」が聞いたことのないBPMしてて始めてどう曲に乗るかで迷った。現場ごとの曲のノリ方の違いに戸惑う、はあっても曲に乗れないのは初めてだった。。
Liellaパート、おーしやったるぞと腕ブンブン回してたらあっという間に出番終わって桂三枝状態。
いいもん!横アリでもかのちいと鬼塚姉妹感じられたし!
と思ってたら「新時代」カバーで出てきてびっくり。単独でというのは信頼の証だろうか。
かなーり難しい曲でボーカルを光らせられるKALEIDOSCOREの3人はやはりレベチだなと。
Aqours単独は1回も見てないのにギルキス単独2度参戦で見知った状態だった鈴木愛奈さん、ギルキスでも感じた客席を乗せる感じというか煽って盛り上げる感じが上手いなと。
ウマ、うまぴょいやらんのかい!と思ったらおかわりで来ててやっぱこれだね…になった。妃菜喜ちゃんがぴょんぴょん跳ねながらパフォーマンスしててこれ目当てにならいけるかな…と思ったけど
「俺の妃菜喜が!」とか叫んだら刺されかねないのでやめとこう…
ライブも最終コーナーに差し掛かったところでのKOTOKO3番勝負、
いやそもそも俺リングに立てるほどその勝負ついていけるのか…と思ったら
「SHOOT!」に「君が笑む夕暮れ」。
顔面アニメくんだった頃に一気に戻った感じがした。
オタク初参戦ライブは井口裕香1st、「東京レイヴンズ」もバリバリ見てましたもの…
TRUEさん、思ったよりエネルギッシュに押して押してまだ押してぐらい
圧倒されて感があった…
からの平野綾復活ワンマンステージ、なんというか
らきすたもハルヒも古典であり、その曲の披露ともなればもうこれ古典芸能を見に行っているような気分で見てた気がする。
「もってけ!セーラー服」で振りコピするの、楽しい。
トリのオーイシ兄貴はもう盤石安定ど信頼。
アニタイ新曲もご丁寧にこうコールしてねと前振った上で客席練り歩きコミュニケーションを楽しみつつ、「UNION」に「uni-verse」とキラーチューンで締めくくれるのが強すぎる。完敗です。
これで終わり、これで蛍の光歌ったらマジで紅白みたいじゃんとかヘラヘラしてたら
「only my railgun」で撃ち抜かれてしまった。
やっぱLiellaと道をなぞると1周回って通ってきた道に帰ってくることが多々ある。
不思議なものである。
終わって思うのはこのANIMAX MUSIX、今この世におけるアニソン回の紅白と言っても差し支えないレベルにあると思う。額面通り、良くも悪くも。
アニソンの紅白、そのままの名前を冠するライブは以前あったが今は歴史が途絶えていることを踏まえれば、そう形容してもいいだろう。
ちょっと物足りないくらいの推しの出番と思いきやコラボに駆り出されたりとか、
企画で豪華ゲスト出したりなんてのはまさしくそんな感じで。
まあそれだけ精を尽くせばチケット代が多少高かろうが納得するものを出されているわけなので…
とはいえ、どうだろう。来ると思わなかった2度目の秋をこうして横浜で過ごしたのだから、3度目の秋の終わりももしかしたら来るのかもしれないし、そうでないかもしれない。正解は1年後ということで、この話はおしまい。