シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

異次元フェス新規、 #Liella_5th_福岡Day2 を現地で体感する


※本記事は開催中の「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~」の内容に触れています。ネタバレに多分に注意の上ご覧ください。
文章内の演者名は呼称にて表記しています 

(2024/2/11 全公演完結につき注釈削除)

 

 

はじまり

はじまりは昨年2023年12月に開催された異次元フェス。
始まる前にはどう転ぶか心配の声も多かった中、蓋を開ければアイマスラブライブ双方のオタクが互いの魅力に気付き、ある種ベルリンの壁崩壊感のあったあのライブ。

 

silkkydry46.hatenablog.com

 

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本編の話は上で細かく書いているが、我がXのTLは軒並み蓮に流れる中でオタクぼきが流れ着いたのがLiella!だった。


何が良いって、楽曲性があまりにもドストライクだった。
異次元フェスでも披露された「不可視なブルー」「Dancing raspberry」「オルタネイト」のユニット曲。


 

え??かっこよすぎんか???これはライブに行きたい、となった久々のコンテンツ。
その感覚は、かつてバンナムフェス1stでGuilty Kissに感じた感情に似た何かだった。

 


この異次元フェスがあったのが12月中旬。運命とはまた奇遇なことに迎えるは年末年始。個人的な諸事情で明けて1月からは夜型人間になる必要があり、深夜帯に起きることが増えた。


一般的に寝静まる時間ともなればテレビだろうがYouTubeだろうが目立ったコンテンツはなくなる。そう、アニメの一気見にはあまりにもちょうどいい時間だった。
ともなると、AmazonPrimeの番組を選ぶ手は自然と「ラブライブ!スーパースター」へ向かった。

 

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アニメもまたとても良く、コンテンツへの興味をそそるには十分なものであった。
花田さん脚本は「響け!ユーフォニアム」でで名前見かけてたのでここで大分勝ちを確信した。

1期の各挿入曲が良いのしかなくて「ヤバッ…」を視聴中数十回連呼した。誇張抜きで。
エンディング(未来は風のように)も各話異なるバージョンで気になり、毎回飛ばさず見てた
そしてこれは2期も通じてそうだったが、サブタイの出し方が毎回凝っててよい。
2期も1話見た段階でこれはなんか面白くなるの匂いをビンビンに感じたままに12話まで駆け抜けていた。

 

オタク、沼へはまり1stライブを見る


こうもなると高ぶる感情は抑えきれなかった。
当初はシャニマス・ストレイライト目的で抑えていたリスアニライブへのLiella!出演が目先のライブだったが、そうも言ってられないほど高ぶっていた。

そうした中でリスアニ1週前に単独5th福岡公演かつまだ一般チケットありという状況。
そこからの決断は早かった。羽田~北九州の往復チケットと公演チケットを即座に抑え、当日を待ちわびた。

で、このコンテンツは中の人達の生配信がまあとにかくワチャワチャしてて面白かった。異次元フェス後1回目にツッコミ役不在で「シェキラ☆☆☆」を聞いて阿波踊りを踊りたくなると言い出す熊ちゃん(大熊和奏)には度肝を抜かれた。



M@STERPIECE」で涙見せてプロデューサーの涙誘った人と同一人物ですよね…?


年始1発目もかなりぶっ飛んでいた。



いきなり気に入った謎のあだ名を宣言しだすペイちゃん(ペイトン尚未)。
いきなり謎ボケかましなこちゃん(岬なこ)を困惑させる結那。
ぼた餅を食べれず茶々を入れまくる2期生3人衆(絵森彩・大熊和奏・藪島朱音)。

 

でも知ってる、というか予想出来た。こうもワチャワチャしててもライブではパフォーマンスでしっかり魅せてくるということについては…
あれだけわちゃわちゃしてた中でマルガレーテちゃんのコーレス発表時に結那の「これマルガレーテちゃんのコーレスだからね!!」にちゃーんとチャラけたりせずちゃんと答えてあげるあの感じ、切り替え力というかやる時はきっちりやる感じはそこでもう感じられたので…

 


そしてその切り替え力の予感は行きの機内で見た1stライブの映像で確信に変わった。

 

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いやまずそもそも1stの映像がサブスク解禁してるというのもこれ新規に優しすぎる。

 

アニメの映像も交えつつ、曲に繋がるまでのバックボーンもちゃんと拾いながらライブしてるあたりは丁寧さを感じた。

 

なこちゃんの「常夏☆サンシャイン」の間奏のダンス、ペイちゃんと交差するところは声出かけたし、なぎちゃん(青山なぎさ)の葉月恋としての場面支配力がエグい。歌が上手い人特有の結界を一面に漂わせるあの感じ、765の如月千早としてのミンゴスとソロアーティストとしての早見沙織さん以来に感じた気がする。

 

平安名すみれとしてのペイちゃんもバラード歌わせたら右に出るものはいないと断言できるあの感じ。そして何よりもさゆりん(伊達さゆり)の圧倒的センターというかヒロイン力。なぜそこまで真ん中が似合うのか、というかセンター0番に立った時の大丈夫感が出るのか。凄すぎる。「私のsymphony」の最初、かのんソロで機内で涙腺崩壊していた。

 


と、話の順番は前後したが、チケットを抑えてからライブ当日まではもう脳はLiellaモードに入ってた気がする。曲も一通り聞いたが、やっぱりここまでのめり込めたのは楽曲性の良さなのだなと改めて感じた。
ライブ映えする「ビタミンSUMMER!」、明るい曲調ながらなんか泣けてくる「MIRACLE NEW STORY」、アルバム収録の曲順が狙ってるとしか思えない「茜空」→「ガラスボールリジェクション」のソロ曲の繋ぎ、からの「Eyeをちょうだい」。このソロ曲3連でWBCのクリーンナップ組めちゃうわこれという感じでもう気持ちは最高に整っていた。

 


オタク、絵森彩さんにハマった結果沼る。

西日本総合展示場新館。なにげに11月以来。

資さんうどん。こちらは11月に混んでてありつけなかったのでコラボ売り切れだろーが食べれただけでも万々歳。

 

で、当日。
ロッコが通るであろう通路の柵らしきものが見える末席。こればかりは一般だし…と思ったがどんでん返しはラストに待っていた。

最後の最後、アンコールの「UNIVERSE!!」でね、絵森の彩さんがね、目の前にね、トロッコで来たんですわ…


は????????ってなりましたよ。我が目も疑った、でもあの姿間違いなく絵森彩さんだった。

 

いや、まあ流石に一般でギリギリになって取って抑えた席ですし?流石にそんなねトロッコなんて贅沢なこと言えないと思ったわけで。
いや…念じてみるもんですね本当に。
都合のいい時にあまり持ち出すもんじゃ無いとは思ってますが、神様居るんだなってあの時はマジで実感した。

 


そもそもですよ、なんでここまで肩入れしてるかってオニナッツちゃんとご本人あってですので…

Ltuberやりつつも実のところは引っ越しバイト(?)で汗水流し、ずっと輝く一番星に憧れてたっつーオニナッツちゃんの過去。

超ざっくりと語ってしまったけどアニメ見る前からもう半分異次元フェスあたりからご贔屓感あった中での贔屓目もあってもう割と今回見に行く中でも軸は鬼塚姉妹には定まってたところがあり。

で、キャラに興味持ったあとは自然と中の人にも興味持つわけで…

 

「ありがちな恋愛」を推し曲に挙げている!?!?!?!?

 


坂道も齧ってるとこういう情報にとても弱いし、風の噂では白石麻衣大先生を推しに挙げてる発言してるし…終わり。ヤバいて。



この点は私情込みとはいえ、もちろんそれだけじゃなく役受ける時に一度落ちた時には嫌いになってラブライブ見るのやめるくらい悔しかった、なんて話聞いちまうともう応援するしか選択肢ねえですって。



とか言ってたら写真集出すらしいですしファンクラブあるらしくて至れり尽くせり過ぎて…

 

 

ライブ本編振り返り(全体総括)


…とここまで絵森さんの話に終始しちゃいましたが、もちろんライブ本編もとてつもなく良かった。異次元フェス新規とするとやはりユニット曲ゾーンがやっぱ聴き馴染みあって印象的だったのだけど、ホームグラウンドで聴くこの曲達の火力はあの時よりも半端なかったし、改めてここ好きポイント出てきた…



「Dancing Raspberry」、出だしの冬鞠ちゃんパート(「勘違いだってやっぱいいや」)がやっぱめちゃくちゃに好き。ダンサブルな衣装がめちゃくちゃ雰囲気に合ってたし、サイケ感感じるバックのモニターの演出がオタクぼくの妄想通り過ぎてニチャつき止まらんかった。

 


「オルタネイト」、東京ドームで聞いた時より火力がより伝わってきた気がする。多分箱の大きさ云々とかではなく、よりこちらの理解が深まってかつステージへの意気込みがバチバチにこもってだからだと思う。多分この曲だけさゆりんの髪型が普段のかのんちゃんスタイルじゃなくてCatChu!意識のリミッター解除の髪型してた気がする…

 


「ベロア」、これ1日目の「不可視なブルー」と入れ子だったんでしょうけどこっちも良かった。「不可視なブルー」が幾分現代的なポップ感を感じさせる一方、「ベロア」のほうは少しタイムスリップしたあの頃の歌謡曲感がしたし、可可ちゃんと恋ちゃんのデュオ曲後にこれに繋げてきた時そういう事か!!!になった気がする。
曲ラストで3人がトロッコ越しに並ぶ構図に見えたのだけど、いい女3人衆過ぎてびびった…

 

 


第1ブロック最初が「Tiny Stars」というのもアニメ1期見てから新規にしちゃありがた過ぎた。りーちゃんのMCでのコメント的にやはりブランク挟んでの披露っぽかったので、これ拾えたのデカいと実感する時がいずれ来るのかもしれない。

アニメ曲といえば「Sing!Shine!Smile!」も印象的。2期では対戦相手として聞いていたマルガレーテちゃんが歌う側に回るってのがドラマだったし、アンコール前の幕間アニメでもちゃんとそれに触れたあたり、意識された構成だったのだなと改めて再実感。

あとそうだ、「Welcome to 僕らのセカイ」でひょこっと生えてくるきな子ちゃんwith四季メイ(うろ覚え)もかわいかったし、アンコールラストに「未来は風のように」というのもそれ〜〜〜って感じだった。個人的なツボを見事に突かれた。

 




全体曲ブロック、「Jump Into the New World」から始まるブロックも印象的。
つくづく、アイドルというものはかわいいもかっこいいもこなせるのが理想系と思ってるのだけど、それを体現するかっこいいステージングだった気がする。


「ギャラクシー!!」から始まる「ノンフィクション」、これもLiellaホームだからこそ出せる超火力の真髄を見た気がする。ペイちゃん、パンフに「すいません・ごめんなさい禁止令」を出して周りが本人がネガティブにならないよう支えてた時期があったという話が嘘なくらいにバチバチに輝いていた…2番の1期ソロを2期生ちゃんたちに割り振ってた歌割りも好き…になった。
そして「派手に決めるわチャールストン」、これ見せ場だったのですね…

 



時に普段聞き流す時には刺さらずとも、ライブの現地の雰囲気で化ける曲というのがあるが、先に名前を挙げた「UNIVERSE!!」もその類に感じた。「Wow Wow…」をみんなでシングアロンして歌ってこの曲は完成するな、と。これが足りなかったのだなと。こうなるとまあ普段また聴く時にコールをくれ!になるんだけど、この思い出あるだけまた聞き応え多分絶対違ってくるし、パンフレットでメンバーが「歌」がファンと繋がる大事な要素、と言ってた意味をこの曲で感じられた気がする。

 


そういえばLiella単独のライブ初体験でしたが、開演前のCMからオタクが元気だったりアンコールの掛け声が「リーエーラ!」だったりは専業アイドルに通ずる部分もあるのだなと思った。
一番最後に「〜〜役の〇〇と〜」にキャストのあだ名なりを叫ぶのだったり、その流れの入りが「お相手は〜」とラジオ感ちょいあったのはこの現場ならでは、って感じだったなと思った。



MCも先に書いた自由さを持ちつつ、締める時はきっちり締める感じが見事に体現されてた気がする。



Liella・フリーダムを感じたのは最初の挨拶での結那さんを発端にするキャラと演者自身のイニシャルを人文字で表す流れに始まり、2期生が肩を寄せ合う中、2人で丸を作ってご満悦のなこちゃん結那さん、最後の最後に水飲んでね〜の流れから「硬水〜軟水〜天然水〜」の謎の歌を誕生させたペイちゃん。自由だ…(笑)



それでいて最後のご挨拶では一人一人熱い思いを語るのだから場が締まる。以下意訳込みですが印象的な部分を書き留めておく。

 

 

「ファン皆さんと私達を結んでるのは『歌』なのだなとライブで歌ってて実感しました!ここにいるときはメンバー・ファンの皆さん含めて家族だと思ってます!」
(結那さん)

 

「いつかのリエラジ(Liellaの毎週更新のラジオ番組)で目標を『ビルボード』って言ってたんですけど2週間くらいで叶っちゃったんでまた目標決めまして…」
\\オオーッ⁉︎//
「『世界のセンター』になりたいなあと…」
\\オオーッ…!!//
「また変なこと言ってる…って感じの反応返ってくると思ってました(笑)
『ノンフィクション』のすみれ先輩見てより思って、もちろん皆さんの心の中のセンターでもありたいんですけど、もっと多くの皆さんにも気付いてもらいたいなと思いました!」(熊ちゃん)

 

「MIRACLE NEW STORY」の話がしたくてですね…!12人では初だったんですけど気が付きましたか皆さん!異次元フェスでもLiellaから1人で歌うってなって、練習の時も1人でちょっと寂しかったんですけど、実際本番でやって楽しかった中で12人でやりたかったと思ったので、今回セトリ発表になった時にとても嬉しかったです!」
(のんちゃん(鈴原希実))

 

「1st以来の福岡でだいぶお待たせしましたが…いつも九州とかその反対の北海道の皆さんとかってライブの時間より長い時間をかけて来てくださってて…本当にありがとうございます!」(ペイちゃん)

 

「デビューしてから明に言ってこなかったですけど、どこかで(オリコンとかの)チャート系の1位を取りたいと思ってて結構リリースのたびに順位どうかな…って見てました。
Liellaの曲って『歌詞に共感しました!』とかコメントもらう機会も多くて、ライブでメッセージとして伝えていってます!
ロッコにも3rdから乗らせてもらって、それが幸せで、楽し過ぎて終わった後の疲れってドッと来て…(笑) トロッコ1番疲れたけど楽しかったです!!」(りーちゃん)

 

びっくりしたのは岬なこさん、100%を出せなかったことをとても悔いて涙を流してだのだけど、少なくとも見て聞いてる限りではそれを感じさせない姿で。「Dancing Raspberry」が確かロングトーンあったのだけどそれもビシッと決めダンスのキレも前評判通りの凄みだったのでビックリだった…
翌週はソロ名義とLiellaで出演のリスアニライブも控える中で多分一番大変な時期でコンディション調整も難しい中でよくぞやり抜いてくれたと思うと同時に、どうぞご自愛ください、本当に…



その後のなぎちゃん(青山なぎさ)が湿っぽくならず場をまとめたのが凄かった…ちゃんと1期で歌って来た曲も2番とかで過去と変化を付けて3年生の葉月恋として成長した姿を見せたくて変えました、ってのもプロだなあと。

 

 

「『UNIVERSE!!』でさくちゃんから寄ってきてくれて…いいでしょう〜(ニヤニヤ」
(薮ちゃん)

 

多分ここで『いいなあ(激重嫉妬感情)』の声がマイクから漏れてたの、熊ちゃんだったのでは…w

「Liellaっていい意味で言葉で表せなくて、でもとにかく大好きでかけがえのない時間を共に過ごしてるなと思います。一瞬一瞬、過ごす時間を大事に思い出をこれからも作っていきたいなと思います!」(薮ちゃん)

 

 

 

「同期の2期生達の話を今日はしたくて…出会って結構な時間が経ちましたけど、素敵な3人に出会えたなと思ってて、そんな3人とLiellaにいれることが贅沢な環境でやらせてもらってるなと思ってます。2期の(演じるキャラ+演者)8人で4th→5thと歌わせてもらう曲もあって…この11人が凄く凄く好きで、何に代えても守りたい人達だなと思ってますし、(演じるキャラ含めた)この22人で大きな夢を叶えて行ければと思います!」
(えもりん)

 

「Liellaに加入する前って、ダンスも歌も未経験でライブを作るのがどれだけ大変かってわからなかったんです。でもこうしてLiellaに入ってライブをやるのってこれだけ大変で、多くの人に支えてもらってるんだなと感じて。
その中でなんでこんなに頑張れるのかってみなさんに喜んでもらいたいからなんだな、って感じました。それって自分がファンとして見てたあの頃もそうだったんだな、って感じました。
ファンの時って自分の応援じゃそんなに力になれてないし…って思う時もあったんですけど、間違いなく全部届いてます!ありがとうございます!」(さくちゃん)

 

 

おわりに


正直今回、この先のイベント含めた算段は付けた上では行ったわけですが、正直飛行機代5万ってのは行く前は流石に割高だなとは思ったわけで、正味。でもこうして初参戦で推しを目前にする何にも代え難い経験を得て、で先に挙げたさくちゃんの言葉を噛み締めると、ああやっぱり来てよかったな、また来たいなと思うわけで。こういうの味わうとやっぱりイベンターやめられませんし、異次元フェスから惹かれて思い切って行ってよかったな、と感じた日になったと思う。間違いなく。

 

 


とここまで書いた通りもう私、沼に浸かる気マンマンです。
来週は先に挙げたリスアニライブもありますし、東京公演も生配信で見るつもりですし、ユニット甲子園はチケットを抑えました。
もうこれ今年はLiellaの沼に浸かる1年と宣言していいのではないかなという気がしております。さあ俺の2024年はここからだ!というわけで、この話はお開きとさせていただこうかなと。



長文駄文失礼しました。また来週。