シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

乃木坂30thSGアンダーライブ 東京千秋楽に行って来た話

行ってきました。アンダーライブ。いや今回も実に最高だった…
大阪公演が残ってるとはいえ、感想を纏めたら自分の中での
このアンダラが終わってしまいそうな気すらするくらいだが、
あの日自分が見て感じた物をここに書き残そうと思う。

 


始まる前に感じていたのが、前回から出演メンバーは減っているとはいえ、過去味わったことのない雰囲気に包まれ、千秋楽最終盤には「きっかけ」のアカペラ披露なんてのもあった29thSGアンダラを作り上げたメンバー達の再集結。


オタク始めてはや8年、乃木坂オタクとしては3年目に入った自分にだが、あの29thSGアンダラは今まで一番と言っていい最高の雰囲気を味わえたライブだった。

 

ただ、今回ちゃんとその期待というハードルをちゃんと超えたライブだったなと終わって思うライブだった。アンダラってやっぱ凄いというか、ここでしか味わえない雰囲気があるなと感じた。

推し色でグラデーションができるときもあれば、まあや(和田まあや)センター曲で広がるオレンジ黄色に統一された景色もあったり。

 

全体ライブでは味わえないこの会場の雰囲気というのもアンダラの魅力だなあと感じた。「狼に口笛を」での振りコピの揃いようも凄かった。

 



Overtureはメンバーの意気込みバックで始まったと思いきや、9thバスラの3期生ライブを思い出すかっこいいメンバー紹介を挟み「Unders Love」でスタート。



会場となった立川ステージガーデン、前回のぴあアリーナMMより小さなハコということもあり、左右にモニターが無い中でステージ前に幕を張りそこに映像を映す演出を使いながら、メンバーを見せつつも映像演出を交えながらの披露は考えられてるなあと思った。

 


ハルジオンが咲く頃」ではうっすらアリーナ黄色・スタンド白に。


「表題曲で名曲だけどバスラのとき以外やってなかったからみんなに聞いてほしかった」という辺りでのセレクトはもとファンで今はメンバーの一人となった葉月ちゃんらしいなあと。

葉月ちゃんといえばもう1つ触れねばいけない、矢久保ちゃん(矢久保美緒)・璃果ちゃん(佐藤璃果)との弾き語りでの「ワタボコリ」。

こう表現するのが適切か分からないが、何というかちっちゃいものクラブ感はすれど、
パフォーマンスでは場内に拍手を煽りつつというところは28thでの同様の披露からの
ステップアップを感じたし、良かったなあと。

生演奏の邪魔にならんかと思うくらい拍手は響き、3人が口を揃えて「今日が3日間で一番良かった」というのは救われたと言うか何というか。

1日目と2日目を見ていないので変化は分からないけど、良かったのは間違い無かったんですわ…



そしてもう1人印象的なメンバーとして挙げたかったのが麗乃ちゃん(中村麗乃)。

 


そう、上でも触れたとおり27thのソロ歌唱が刺さりに刺さって、それきっかけで初めてのミュージカルにも言ったりして思い入れが深かったりで。

それだけに「私のために 誰かのために」でのお囃子との2本柱感というか風神雷神感を感じる無敵さだったし、前回の「何度目の青空か」をセンター企画で歌ってからの「ダンケシェーン」はドラマチックだったし、感動した…

 

 

そしてそしてなんと言っても松尾美佑さんなんですわ。

本編最後の曲の前にあったまあやの挨拶の一節「次お会いするときには皆もっと輝いてると思うので」と語っていたけど、それは間違いないなと彼女を見て確信した。

29枚目で見たときよりちゃんと推しも輝きを増してたと間違いなく感じるパフォーマンスで。思えば1年前の福岡で目を引かれたわけだけど、そこで輝きに気づけてよかったなと感じるばかり。

そのパフォーマンスで乗りに乗ってる状態での終盤での「錆びたコンパス」のセンター披露。

 


前回のライブのハイライトと言ってもいいこの曲を、今このご時世だからこそより輝くこの曲をTOKYOFMつながりで同じく番組を持つ彼女に託されるってのがこれまたドラマチックで。


それだけでなく、客席消灯で光の演出で攻めたブロックでの「ポピパッパパー」でもセンターだったし、さらには「口約束」での制服姿からの「制服のマネキン」での
推しのマネキンポーズを目前で見れるのも歴が浅い自分にとっては僥倖だった…

 

 

そしてこの日はまあや東京ラストステージ。

 

麗乃ちゃん「夏でもYACは長袖だけどアンダラのときは半袖」
まあや「言えなかったけどタトゥー入れてるのかと思ってた」

というようにこの日もまあや節は健在。


そして印象的だったのが2公演6日ごとに曲が変わった「Playback History」(大阪公演ではりりあちゃん(伊藤理々杏)が「低体温のキス」やってた枠)でのゆりちゃん(北川悠理)センターでの「じゃあね」。曲終盤、ゆりちゃんはまあやをステージ中央に呼び寄せ「さよならを ありがとう」を語りかけるように歌い、最後は抱き合ったのは間違いなくこの日のハイライトだったと思う。



「たくさん先輩に優しくされた先輩とのお別れでいつも泣いてたので 白石さんのこの曲を泣かずに歌えたら、成長できたんじゃないかなって選んだんですけど、最後の歌詞でまあやさんのことを思ったら泣いちゃって」

MCでのこのコメントにもぐっと来た…


余談だが、そこからさらに今後カバーしてみたい曲の話になり

 

 

悠理「カバーしたい曲は「ないものねだり」とか「ショパンの嘘つき」とかを歌いたくて」
悠理「ファンの皆さん的にはどうなんですかね…歌ってほしい曲を心のなかで言ってください!聞き取るので…せーの」
(オタクが心の中で言う)
悠理「…なるほど、ショパン歌ってほしいって方が結構いますね」
松尾「ごめん私には聞こえなかったわ…w」

さらっとモノマネする側される側でしたね、この組み合わせ…


「最初は何も褒めて貰えず朝まで寮のみんなと練習して、辛かったけどこんな素敵な景色を見られて11年続けててよかったなと」
「みんなも日常生活で辛いことあると思うけど、続けていったら幸せな事あると思うから皆で助け合っていきましょう」


最後のまあやのコメントはそう考えるのはおこがましいかなとも思いますが、
心に刻んで過ごしたいなと感じるばかりでした。


アンコールはここまで。ただ終演アナウンス後も鳴り止まない拍手。
正直本当の最後は大阪公演だと思ってたので、期待薄だったけど杞憂だった。
ダブルアンコールに応え、曲披露はなかったもののマイク無しの挨拶で〆。

次はもう3期生4期生と初期のアンダーライブを知らないメンバーによるライブにはなるけど、いいライブになるのは間違いないだけに足を運び続けたいと思わせてくれる節目のライブでした。

 

…今年はこれが乃木坂納めだと思ってましたが、まだご縁がありそうなのでその時にまた筆を執ります。