シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

ライブに圧倒されるという感覚【乃木坂29th アンダーライブ総括編】



 

ふと気付けば、その一挙手一投足にただただ目を奪われていた。

好きになるのには何か理由があるのは間違いないことなのだと思うが、本当に好きなものやことに好きになる理由などあるだろうか。

それほどにあの4日間で魅了され、グッズまで買うほどにまでなった。
「Against」でのあやてぃー(吉田綾乃クリスティー)とのシンメの映え具合。
「嫉妬の権利」での「知り合ってから〜」あたりの振り付けの表現力。

ただ今思えば、去年の全ツでも目を引かれるパフォーマンスはしていた。
それは確かに感想をまとめたブログにも文章が残っていた。

現地で聞く「I see…」は何億倍にも良かった…
とにかく楽しいし、これをキラキラの表情で歌う4期生。
こんな幸せ空間あるかいな。
コール解禁されたら化け物で埋め尽くされるで…
ぼきもそうなっちゃいそう。
あと松尾ちゃん(松尾美佑)のスタイルにもビックリ。
結構背高いんやな…

silkkydry46.hatenablog.com

 

これもそうである。1日目のMC、「世界で一番孤独なLover」をセンター披露出来る曲に選んだ時の話でこんなことを言っていた。

白石麻衣さんの卒業コンサートで乃木坂としてライブで初めて立たせていただいた中で披露させていただいた楽曲で、白石さんの後ろで踊ってて背中を押してもらった1曲です」

 

そう、後もう1つ語りたかったのがあの4日間のライブ自体もめちゃくちゃに痺れたというか、良かったということ。特に印象的だったのがこれ。

 

 

こういう表現しかできない自分を呪いたいという前提のもとだが、乃木坂46という大きな看板を持ってるアイドルがこれをやるのかと。
全然悪い意味とかではなく、そういう熱さとかを垣間見える瞬間を感じることが出来たことで、より見る側、応援する側にとって応援したくなるという熱を高めてくれた瞬間だった。正直こういうのアイマスとか実在性を描いたアニメコンテンツ的なものだけの光景だとおもってただけに、余計に響いた光景だった。

 

アイマスと現実アイドルのリンクといえば、こんなMCもあった。

「私、これはきっと『まだまだそんな…』って笑われる人もいるかもしれないんですけど、私はこのまま頑張っていたら、みんなでアンダーライブを東京ドームでできるんじゃないかと思いました! だって、どんなにおっきい会場でも、私たちの魂が強いから、届けていくよ。そんな強い気持ちをみんな持っているなって感じたので。ここにいる人みんな、誰1人残さず、こぼさず、連れていきたいなと。連れていけるように私たちも頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いします!!」

www.nikkansports.com

これとかUNION!!!の「ひとりも手放さない」に表されるミリオンライブ的要素やん!!!っていうエモさに包まれてた、聞いたときには。

 

ライブというのはセトリは必ず決まっている。
ただ、その予定調和を超越する要素があの4日間にはあった。

「あと1曲しかないんですけど、最後の曲、いきたくないね」と切り出し、「後で怒られたら私が責任とるから、1曲、サビだけ歌おう!」と提案した。拍手で沸く客席のファンの1人が、「きっかけ」と書かれたボードを掲げた。メンバーたちがそれを見つけ、身を寄せ合ってアカペラで「きっかけ」を熱唱。和田や佐藤楓はじめ、メンバーたちは飛び跳ねて「うれしい~!」と大喜びだった。

アカペラ披露というのも十分に最高だったのだが、さらにその良さを引き立てたのがここで歌ったのが「きっかけ」というのが大きかったと思う。昨年の全国ツアー、メンバー全員で歌い継ぎ年末では紅白歌合戦で歌われた大事な1曲というのが最高の選択肢だった…

 

ライブ中も、ライブ後も不思議な感覚の中にいた。それは何かあのライブの時間、夢でもみていたかのような感触であった。残響はたしかに今も脳に残っている。
オタクは凄まじいものを見ると表現力を失い、ただ頭は印象的な言葉を記憶し、手はそれぞれの曲で繰り広げられる振り付けを確かに覚えている。

何かを解釈する余地もなく、あの瞬間私は間違いなくあの場の雰囲気の一部としてライブを過ごしていたのかもしれないし、その雰囲気の一部になれたことを誇りに思うほどである。


いつもならばメモを残して記憶に残そうという行為をするのだけど、それ以前にそれをするより目に焼き付けるべきという思いが強かったのかもしれない、今回は…

いっちょ前に引用なんてしてみたが、これはかつての雨宮天さんの初アリーナライブのときに書いていたメモの一部である。

 

あそこで繰り広げられた5年間の「集大成」の結晶。
あのときも「Abyss」も、「メリーゴーランド」もなにかもうあそこで披露されたパフォーマンスをMVにしてしまってもいいようなクオリティだった。

 

MCで語られていた「ライブだからこその曲の雰囲気の可視化」というものが100%、いやそれどこでないほどに伝わってくるパフォーマンスはあのときの天さんも、乃木坂ちゃんもそうだった。

 

前も書いた気がするが、やっぱライブは現地に限る。

「風船は生きている」でのれなちときいちゃんのアイコンタクトを取り合い頷き合う姿。同期ならでは出る雰囲気にエモさを感じた…

とかっていう光景も後で見逃し配信見たら残ってはいなかったり、現地でしか見れない光景や雰囲気は絶対にある。

 

ライブ現地、メモを取るか、目に焼き付けるか。
いい塩梅でライブ楽しめるといいですね。極めたいもんです。

 

そういえば417の日の話とか書けてなかった気がするが、
これはこれで当日走り回ってたりリベンジ要素があったりするので、
それを今週末回収してからまた書こうと思う。