シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

思い出と振り返る10thライブ集大成 【THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!![Day2] 反芻録】

 

2月下旬・横浜湾岸。

 

6thの時に買ったぬいをようやく現場に持って行けました。やったぜ。

 

降り頻る雨に会場となったKアリーナ横浜周辺は実に冷え切っていた。
ただ、この日のKアリーナに向かうオタクぼきの心はメラメラと燃え上がっていた。

そして結論から言おう。
ミリオンライブとは9年ほどのお付き合いですが、この日のライブは間違いなくその9年間の中でもベストと言っていい出来と断言できるライブだった。

 



1日目を終えた帰り道。ミリオンライブの楽曲が詰まったプリリストを聴きながらふと思った。

 

39人揃う今回ばかりは、ちょっとくらい個人的に聴きたい楽曲に山を張って見ても良いんじゃないかなと思い始めていた。

 

実際、その全てがやったわけではないがそこに張った楽曲も来た。それは嬉しかった。
でも、張ってやらない曲があっても今回についてはなんというか、こちらが想定していた形とは違う形で100点をテストで取った、そんな感じがした。


そんな前提もあり、実にまあ開演前からかなり気持ちが前傾姿勢で、このライブに自分が突っ込んで別にお金も何もかけてないけどめちゃくちゃに懸けてつっこんで行っている感覚を最初の「Rat a tat!!!」の時から自分に感じていた。

 


思えば、前日から感じていた美咲ちゃん(青葉美咲)の開演前アナウンスも、あの人・安斉知佳さんなりに
思いをこめた結果だったかもしれない。

 


ライブ本編は先に挙げた「Rat a tat!!!」から開幕。
Dメロ「私たちの全てが未来」、原曲静香パートできっちりと会場モニターも静香役のころあず(田所あずさ・最上静香役)を映すニクいカメラワークとスイッチングに大いに「そり!!!!」とモニターを指した記憶がある。

 


サウンド・オブ・ビギニング」、ミリシタでお馴染みの琴葉の挨拶からの冒頭のこの歌詞。

 

ねえ なにが始まるだろう
予想できたことないね


今日に関しては前日のライブである程度の傾向がわかっていても、どこから何が飛び出てくるかわからない感じが漂ってた中でのこの歌詞。良い感じに上昇気流にライブの雰囲気を持って行ってくれるフックになた気がする。
そしてこの曲でけーしゃま(渡部恵子周防桃子役)の髪型がSHS(セカンドヘアスタイル)の桃子仕様か???と気付く。

 


1日目でもここまでのAct1〜3の「忘れ物」を拾ってきていたこのAct4、1日目になかったアニメ曲はチームのデビュー順に回収しにっていたのも印象的。
「Star Impression」、これを歌う北沢志保が見たかったのですよ私は。
ナンス(夏川椎菜・望月杏奈役)のかっこよさに挟まる笑顔が印象的。
センターモニターに4分割で4人を映す演出も、そういうのを待っていた。

 


「フェスタ・イルミーネション」も徳川まつりソロ披露は久しぶりのはず。
こちらにコールを煽りにあってたのは諏訪ちゃん(諏訪彩花)の同期(山崎はるか・春日未来役)の影響だろうか…(笑)
「ちゃんとコールで返してくれて嬉しかったです!」というのは披露後でのMCでの振り返りでも話があった。地味ーに「ほっほ!」とかでコールがあるもんで、大概この曲も初見殺しだとは思うばかりw
諏訪ちゃん、この日もほんのりまつり姫カラーのウイッグ付けてたのも印象的。

 


ファンタジスタ・カーニバル」を挟み、山張り枠その1、到来。
「ユニゾン・ビート」なんですよ…
思えば2ndライブの円盤を見て、この曲をライブ会場現地で生で聴きたい!と思い始め早8年。





目に見える形で思い続けてから数えても足掛け6年弱。よーーーやっと生で聞けた。これがまず嬉しかった。
そしてその次はやっぱり、舞浜歩役・戸田めぐみさんの復活。
「ダンスって楽しいかもって思えたんです!」と語った6thから7th前の怪我を経ての復活のステージ。


漫画「ドラえもん」で過去に戻ったのび太がおばあちゃんを見て「生きてる!歩いてる!」という有名な1コマがあるが、
この「ユニゾン・ビート」を見てる時の自分も同じような気持ちになっていた。
念願の曲を復活一発目でのステージで。感無量だった。
サビでの振り付けに合わせたワイパーのような振りコピ。これですこれです!!
側から見る限りにはステージを練り回りはしなかったものの、飛んではねてという言葉が似合うステージング。感動した。


曲終わり、ズビズビになってた中で次に来たるは「MUSIC JOURNY」。
こんな繋ぎされたら死んじゃうて。夢かこれ??
Act2でも見てるはずなのに刺さり具合がその時の比じゃなかった気がする。

 

「歌織さんの音楽を楽しんでいる、奏でたい!っていう気持ちを込めて歌いました!」
MCでの香里有佐さん(桜守歌織役)談より

 



「海風とカスタネット」、海美と共に煽りをしてて目を引いたゆんこん(近藤唯篠宮可憐役)の姿。なぜ煽りを先導してたのかの答えはMCでりか姉(山口立花子百瀬莉緒役)が明かしてくれていた。


「アニメ4話で(テントの周りでミリオンメンバーが見守りながら途中から歌い出した)『Thank you!』を歌い出した可憐ちゃんだから出来る仕草を表現した」というのが答えだったようで。

 


続けて披露されたこちらもアニメ曲「オレンジノキオク」は、曲中に星型を描くように5人が輪を作る姿と手を合わせるような振り付けがあったのが印象的。
曲の疲労からは逸れるが、前列で田中琴葉のペンライトを7・8本持ちしてたオタクの姿にエヴァ試作機?と頭によぎって笑いが止まらなくなるところだったのはここだけの話。



「ABSOLUTE RUN!!!」、これはほんと披露してくれてありがとう枠。
1年前の合同ライブでも披露してはいるのだけど、ミリオン単独のナンバリングでオリメンで、っていうのは自分が行けなかった8th以来。無事にリベンジさせていただきました…

ラスサビ前、思いを噛み締めすっと顔を上げた時のぴょんさんの表情、
直前にステージ上のカメラを使おうと決め結構したころあず・Machicoさん。
いいもの見たなあとしみじみしてしまった。やっっぱいちぽむ(ストロベリーポップムーン)なんですわ…

ころあず「楽しすぎました(笑)」
Machico「これが私達の実力なんで(ドヤァ」
(MCより)

 


「Catch my feeling」、亜里沙も揃いフルメンバーでの披露。
曲中、腕を突き出したままピタッと止まりすっとまた動き出す振り付けがあったのだけど、そこの温姫さん(中村温姫・ロコ役)ブレなさ具合が凄かったのが印象的。

 


「バトンタッチ」はAct3後、ゆりりん(駒形友梨高山紗代子役)が「(その公演にいなかった)もちょ含め5人でバトンを渡す振り付けがしたい」という話をしていたのを覚えていたので繋がった…!!!となった記憶が色濃い。

 


「恋愛ロードランナー」を語る上で話しておきたいのは、高坂海美ちゃんとうえしゃま(上田麗奈さん)が好きだという話をしておきたいのですよ…
グリマス期、まだ歌織さんもいない中で3人据えられるグリマストップの編成に据えてたのが高坂海美ちゃんで。

当時のグリマススクショ。このUI知ってたら老人会なんだろうなあ、もはや。



そしてうえしゃまの海美としてのパフォーマンスも好きで、閃光☆HANABI団のマリンルックには大いに心を打ち抜かれ写真集まで買ったオタクなので、わたくし…

 


外にも中にも信頼しか置いてないこの方のパフォーマンスは本当に唯一無二。
そんな人にですよ…合法的に「大好き!!!」って言ってもらえるんですよ…最高じゃ無いですか?というわけです。


パーフェクトゲーム」。これも思い入れが深くて。
去年のミリシタ周年イベントの報酬カードの覚醒ミッション攻略の最中にようやくこの曲聴きまして。
まーひどくこの曲のかっこよさに惚れちゃいまして。

や、カッコ良すぎん???

個人衣装で初日出てきたゆっけさん(斉藤佑圭・永吉昴役)を見て「パーフェクトゲーム」の曲衣装だ!!!と瞬時にわかるくらいにはもう心酔しておりましたので、大いにイントロでドカ湧きさせていただきました…


「フローズン・ワード」を披露するゆきよさん(藤井ゆきよ・所恵美役)にどことなく感じた既視感。

 

「歌っている曲中にエモさが勝っちゃって…(苦笑) 10thのファイナルだからそれでいいのかなって」

 

というのが答えだったという気がする。
自分の脳内によぎっていたのが3rdライブ期のころのこの曲の披露で。
でもその時はなんというか曲をまだ自分のものにできていない苦労も滲んだような悲痛な歌い方だったのだけど、この日の披露の歌い方はそれとは違う感情かなと思っていたので、間違いじゃなかったのかなと思った。



「Sing a Wing Song」、めちゃくちゃ感動する披露のあとでオタク語彙をかます種ちゃんが印象的。

 

「『ちょっとでも歌ったら泣いてまう…』みたいな心持ちでいまして…(笑)
瞳がSing a Wing Songしました(笑)」

 

いやしかしこの日の種ちゃん、実に個人衣装がはちゃめちゃに似合っていて麗しい…と見惚れる場面が幾度もあった。

 


この原案衣装もミリシタ初期の登場だった気がするので、時の流れは早い…


いっくら擦っても味が消えない「花ざかりWeekend✿」、改めて強すぎる。
終わった後に話題になってたけど、ほんとに曲のコンセプトがコンセプトだけに、
週末開催のライブに実にジャストフィット過ぎる。無敵だ…

温姫さん「コールの練度がもう凄まじくて(笑)」
Machico「ぴらみ砲で横浜の海にイルカ来ました!(笑)」

 


「Unknown Boxの開き方」は衣装に目が行った。
諏訪ちゃんの目元にラメが入っている…?と気付いたのもこの曲。

 

そして5人の指先には揃いのリボン、さらにカラーは各々のキャラカラー。エッモ…

 

リボンの正体はゆっけさんが揃え、5人の絆を表したものという話。
ユニットの醍醐味ってこうだよね…MCより前に見つけてたオタクはMC中にその話になって「そり!!!」としか言えないオタクになりました…

 



「...In The Name Of。 ...LOVE?」がしれーっと3rd以来やっていなかったの、衝撃だったけど真壁瑞希のソロ曲といえば自分はこっちの印象が強いというか、好きで。多分その前回披露の3rd、自分が現地いたはずで。

セリフ込みの難曲を初登場で
きっちり歌い上げてるあべりかさんの凄さたるや。
それに加えてのSEに合った振り。
ポテンシャルの高さをばっちり感じられました。
カウントダウンコール出来たの嬉し楽し。

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当時も書いてますが、この曲の魅力ってセリフ部分をほんとにつつがなく歌い切るあべりかさん(阿部里果)が凄いんですよ。それだけにね〜ワンハーフじゃなくぜひフルを本当に聞いていただきたい。この曲入ってる3rd円盤が「アイル」の初出でもあるので…

 

曲の感想いいながら衣装にも触れてたあべりかさんに、低音聴かせて「カワイイ…」言ってたあいみん(愛美・ジュリア役)も印象的。

 

 


続くソロ曲3曲、ここまでで見切れなかった個人衣装の凄さに注目して見ていた。


「教えてlast note… 」、は右足の装飾の凄さにこれどう足についているんだろ…って思いながら見ていた記憶。

初恋バタフライ」衣装自体は「ハッピーエフェクト」のほうの衣装だったはずだけど、「初恋バタフライ」で蝶に関連するフレーズがあるだけにそこまで遜色なかったし胸元と腰回りについてるお花が綺麗だったと記憶している。

「恋心マスカレード」、最初の佇まいがもうなんというかセレブリティー溢れすぎてたし、衣装とはまた違うが髪の編み込みすっげえ…となっていた記憶。



「dear…」、ミリオンナンバリングではこちらもなかなかのご無沙汰だと思ったら4th入りという衝撃。

「やっぱり10年目で(ソロ曲披露するなら)これかなあと思っていました」
MCにて髙橋ミナミさん(馬場このみ役) 談


「この曲歌ってるとよく皆さん見えるんですよ〜」と言ってたけどこれもなかなか昔から言ってるネタだよなあと。「視力が2.0になる」と3rdライブの感想でそんなような話をしてたのをうっすら覚えている(笑)


で、この後妙に長い次の曲までのスタンバイ。
おや…?と思ったらギターを携えるジュリア含むTeam7thの面々で納得。
戸田くん(戸田めぐみ・舞浜歩役)とあいみんが座り披露、木戸ちゃん(木戸伊吹・矢吹可奈役)とぴらみさん(平山笑美北上麗花役)というフォーメーション、上手い落とし所見つけたなあと。
「トワラー」、やっぱアニメチーム別曲で一番好きかもしれない…とも思った。

 

愛美

「(ぴらみさんに)あたし手振る振り付けしたいから、
代わりにギター弾いてくれない?w」

ぴら

「ちゃんと先に練習来てめっちゃ準備してるの知ってるから!!w
ちゃんと(ギター)やってねこれからも!!w」

 

いやこのレイジュリいいですね…いずれCDシリーズで2人デュオとかどうすか…
昔から人気のあるカップリングな気がしますが、こんなやり取り見ちゃったら自分も魅力に気付いちゃったしさ…見てえよ〜〜〜


そしてそれに続く「わたしは花、あなたは太陽」に虚をつかれた。
そこまでやるか。本当に拾えそうな要素というか曲を全部掬っていくつもりだな?と覚悟が決まった気がした。




で、この後MCを挟んだ次のブロックが衝撃的すぎて。
山張り枠に入れてた「Dance in the Light」。

こーーーいうテクノ的な曲がひどく好きで、
ただ恥ずかしながらもこれを1日目の帰り道で初めて聞いて、衝撃受けて。


で、歌唱メンバー見て。伊織抜きの条件付きだけどやれるのでは…!と。
ただ半分戸田くんが復帰明けで制約付きで出るとも書いてただけに信じていいのかとも思ってたわけで。


だからこそメチャクチャ聴けて嬉しかったわけだし、音がいいというKアリーナの真髄もここでピタッとハマった気がした。
「壊れるまで踊れ 一線を超えて」というフレーズ、これパート的には紗代子なんだけど、戸田くんにもハマるなあと。
そして永吉昴がまたイケ散らかしてる!!!好きだぞ!!!


「鳥籠スクリプチュア」、「鍵を開けて」で鍵を開ける振り付けが好きって話ししましたっけ。まあいいや。今しました。そうです、これも何回擦ってもいい味しか出ない曲の類です。


そして七の誓いがカンペなしでスルッと出てきた自分に言いながら引いた。
もうこの辺りミリPとして脳髄に染みついてますね、朋花様といえばこれですものね、やっぱり。




「瑠璃色金魚と花菖蒲」でも思い出す過去の記憶。

剛と形容したのは伸びと力強さを兼ね備えた歌声だからこそ。
あの凄さを説明する語彙はないので、
是非一回ライブステージでの披露を聞いていただきたい。

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あの時よりもさらに上をいくリミッター全開で絶唱という言葉が似合うイントロの入り。
本人も披露後のMCでそんなようなことをいってた覚えがあるが、まさしくであった。



もう場内がオタクの盛り上がりという溶岩で吹き上がってる中に「Up!10sion♪Pleeeeeeeeease! 」に「Happy Darling」をぶち込まれた流れ、
ステージング見てる場合じゃねえ!!でコールしてた気がする。

どちらもミリオンのナンバリングだとブランクあったはずだが、こっちもまたコールが脳髄に染みついていた。僕の血はミリオン色です多分。

 

披露後のMCの奇怪な動きしながら謎のコーレスし出すの、あまりにも僕が知ってる松田亜里沙村川梨衣さん過ぎた。

「10年やってきて体力とか歌も上手くなったはずなんですけど、短いバージョンでも疲れました!!(笑)皆さんに応援してもらい過ぎてですね…「冒険したいぞ!」を「応援したいぞ!!」と歌っておりました(苦笑)」
夏川椎菜(望月杏奈役) MCより

 


ざわめきの収まらない中、天さんが志保さんとしてセリフを言い出した瞬間の歓声で全てを察したオタクが歓声上げたのち場内ざわめく中での「Clover Days」。

 

漫画発の曲だけに歌詞とメンバーをコマ割りのように映していく演出。あまりにも美しかった。


アイドル現場における間奏、オタクが騒ぎがちなのだがこの曲におけるその瞬間にちゃんと静寂が訪れ間奏として成立したのも含めて、美しかった。山を張った甲斐があったと心底思った。



「REFRAIN REL@TION」はともすればAct3でもやった他チームのメンバーも出る演出がってもおかしくない中、そうでなくちゃんとTeam8thとして勝負に行ってくれたのが嬉しかったし、感想のセリフもちゃんとアレンジしに行ってたの含めて嬉しかった。

「@曲、よろしくね!!!」
山﨑はるか(春日未来役) MCより

 




最終ブロック、「BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜」から。

閃光☆HANABI団のマリンルックには大いに心を打ち抜かれ写真集まで買ったオタクなので、わたくし…

繰り返し書くようで申し訳ないしフラグ回収してる感半端ないですが、まさしくやったああ!!!!です。またこの衣装で歌い踊る上田麗奈さん見れて感激ですよ。
コールですか?親切にコールして!って箇所がモニター出てましたがこれも脳髄が覚えてたなあ…



からの「深層マーメイド」、でもう脳内混乱爆発。
!?は???相手は???ころあず!!???!?!?!なってましたもん。
今回思い出ボムの回収も容赦がない。
この曲を歌った最上静香と伊吹翼、もといころあずさんとMachicoさん(あえてこう呼びます)、
この曲の収録されたCDのシリーズ・LTD(LIVE THE@TER DEREAMERS)の「アライブファクター」を歌っておりまして。
そしてこの2人、デビュー前のオーディションからの仲でありまして。


Machicoさんとはオーディションの時はあまり話さなかったんですよね。お姉さんなのにひゃいひゃいしてる感じが私は好きだなと思っていました。それから私はその頃からMachicoさんの歌が大好きで、歌に惚れてましたね。私から見るとダントツに光ってました。」

www.gamer.ne.jp

 

「田所氏は同室とかになることはなかったんですが、ファイナルの演技審査が同じグループでした。あずあずは努力家というか。練習時間に他の人が喋ったりバラっとなることがあったんですが、そういう時に「練習ちゃんとやりましょ」とか声をかけるのは必ずあずあずだったんです。この子は本当に真面目なんだなと思いました。私も本気のつもりだったけど、つい楽しくなって合宿中も遊んだりしていたので、あずあずの本気さはすごいなと思いました。」

www.gamer.ne.jp



互いが凄さを認め合う2人での披露には、このために2人に書き下ろされた
「君と憧れ 君と待ち焦がれ この歓びの調べを」という新たな歌詞を携えて歌ったという名場面がありまして。

昔話が過ぎたけど、この2人にはそんな歴史があったからこそ、今回「アライブファクター」のアンサーとしておそらくこの2人で「深層マーメイド」を歌ったのでは、というわけです。わかっていだだけますでしょうか、このエモさを…

 



「ESPADA」、これも山張ってたのですよ私は。なのにもう前の曲で語彙力とかされててまともに語れないの。思い出す限り、剣が舞うバックのモニターは妄想通りだったので、もうそれで大分高得点マークしてたし、サビの締めが風花さんパートになってたの大感謝ですね…女王というか、妖艶さ纏った感じで…もう言うことありません。好きです。



「侠気乱舞」、びっ妙にまた振り付け変わってませんでした…?
最後、ジュリアを中心に据えて二手に他のメンバーが分かれるような振り付けってあったっけかなとも。
最終ブロックでMCも無かったので真相は藪の中。

 



「Shooting Stars」、この日の特大花丸印マーク付くほど山張ってた曲でした。
今回バカみたいに過去の話挙げまくっているので、これもちょっとその話をするとですよ…私がミリオンにビビッときたのがこの曲だったわけです。



なんだこのカッコいい曲は!!!と。まだオタク歴も浅かった時に衝撃を受けたわけで。で、この日に来年ツアーやりますなんて発表もあって、そのツアーでオリメン4人揃ったこの曲を聞いて、さらにまたクレシェンドブルーというユニットにのめり込んでいったわけです。



この曲なしには今ここに、ミリP9年目でいないわけなのです。


いやはや、この3rdからですら本当にオリメン披露まで長かったわけなので、最初から追ってたプロちゃん達はこの比じゃないくらい待ち焦がれたはず。この曲の収録されたCDのLTH、まー曲によってユニット曲のオリメンが10年経ってもナンバリングライブで揃わないなんてのがまだあるわけで。


まあ、唯一のLTPシリーズで2曲目が与えられた誇るべきユニットでもあるわけですが、そっちのオリメンでの披露が先に済んじゃうなんていうねじれもあったので、それもようやく解き放たれたのかなと思います。

もう十分この曲への愛着の話をしたわけですが、最上静香・北沢志保担当プロデューサーとしてもう1つ語らねばならぬのがこの曲の大サビ、静香と志保がデュオで歌うパートがあるわけなのです。

「遠い輝きが 導く先へ行こう」(静香)
「ひとりきりじゃ見えない」(志保)
「景色があるの」(静香・志保デュオ)


オリメンが揃わなかったなんて話をしたわけですが、その揃わない中他のメンバー交えて歌った中でもこの歌いわけ通り歌うなんてシーンも見てきたわけですが、この日のこのパートちゃんとモニターも2人を2分割で映していて…
いいもん見れました。本当に。特大花丸印マーク付くほど山張って良かったですよ、本当に…


「夢にかけるRainbow」を聴きながら、ふと思う。8thのリベンジできたな〜なんて思ったのは一瞬で、もう頭はこの時点で2日間通してソロ曲未披露の3人に頭は向かっちゃっていて。そしてもう大分セトリの道筋まで読めていて。


かつて3rdライブツアーの千秋楽を飾ったソロ曲の順番って、翼→静香→未来だったのです。もうこれしかないだろう、そしてもうここの3連単まで読み切ってました。
「恋のLesson初級編」→「Precious Grain」→「未来飛行」だろうと。
それを受け止める覚悟を固めた記憶しかない気がする…

 


「恋のLesson初級編」、これもまあ色々な歴史があり…
Aメロの入り、「L・O・V・E・ラブリー・まちこ」「L・O・V・E・ラブリー・翼」論争なんてのもありまあでもそれMachicoさんに読まれてましたね、本人が「L・O・V・E・ラブリー・翼」言うならもうそれでしょう。

とか書いてますが、…いや、それどころじゃ無かったっす。3曲の組み合わせの入りの読みが当たってるってことはこれもう次は「Precious Grain」なのでは????としか考えられていなかった。正直。

 

予感は的中しそのまま「Precious Grain」へ。
この曲ももう幾度も見て幾度も演じるころあずに思いを馳せたかと言う感じだが、多分振り付け増えていた。


遡ると直近2回の披露がナンバリングライブだと4th、その後メガトンボイス(THE IDOLM@STER MILLION LIVE! EXTRA LIVE MEG@TON VOICE! :MILLION THE@TER GENERATIONシリーズのリリース記念イベント)でも披露しているわけなのだけど、その確証を得たくてこの記事書くために見返しました。円盤あったので。

 

4th円盤とメガトン収録の「UNION!!!」CD。
パッケージ見てうわ懐かし、になった。


と言うわけで、この長文の中なんだがちょっと考察にお付き合い願いたい。


4thライブ(武道館)の時って、まだミリシタも影も形もなく今回のAct4での披露と違ってダンサーさんもついてるわけで。割と歌に比重が置かれてて、表情というところも静香にとって憧れの武道館ということを踏まえて笑顔も滲ませながら披露してるんですよね…サビの指を突き上げたり、アウトロでターンする振り付けはもうこの頃からありました。
余談ですが、サビの指突き上げはそのさらに前、3rdライブの千秋楽あたりにはやる方が圧倒的多数派となり、フッフーフワフワが消え失せたという歴史もあります。


で、メガトンボイスの時はもうミリシタリリースされててこの時はダンサーさんもいないので、Act4により近い形なのかなと。AメロBメロとステップを踏むようになり、表情の部分もAct4と同じく鉄の最上静香と言っていい唯一無二のクールさで結界張ってるんですよ。

ただ、結局ここまで書いといてあれなんですが、確証に至るほどの変化というのは感じられなかったので、真相はぜひ本人の口から聞きたいので、これはミリラジにでもメール送って本人に聞くしかなさそうという結論に至るのでした。


でも、同時にそれだけ思い出があって、自分の中でも突き詰めたくなるほど好きな曲なんだなと同時に思ったので今回のところはこの辺りで「Precious Grain」周りの話は締めさせていただくとしよう…

 

 


さて、先の3連をなぜ
「恋のLesson初級編」→「Precious Grain」→「未来飛行」と読んだか。


ライブの終盤の春日未来のソロといえば「未来飛行」という歴史がある。
昨年の9thライブのみ、例外的に「しあわせエンドロール」だったパターンがあるが、記憶のある限り、2nd、3rd、6thプリンセス公演と春日未来がラストでソロ曲を披露する、とくればこの曲なのである。


そして特筆すべきは、ミリシタにも輸入された2ndライブであった歌い出しの「いくよーーー!!!」である。



Act4唯一のソロフル披露。もうこれは「アレ」もやって大団円だと確信していた。
上記参考映像にはないが、2ndライブの披露の一番最後、出演メンバー全員が揃っての

履き慣らした
ダンスシューズに
みんなの祈り込めて
ショータイムの幕開けだね
最高の自分を迎えに行こう
それぞれの夢ぎゅっと繋げば大丈夫1人じゃない!

 

この歌詞を歌う姿。
3rdではステージにいなかった16人のライティングも含め当時のミリオンスターズ37人を背負っての披露。


そして今回は一番最後に39人揃って最後の決めポーズ。こんな思い出ボムの理想的な使い方あるかよ…参りました。



ともすればここでMC入ってもいいところにトドメの「UNION!!!」。
39人披露での「ひとりも 手放さない」はあまりにもエモすぎた。
そしてこの曲、このライブを経るまでの引っ掛かりがあったが、それも吹っ飛ばしてくれた気がした。

努力は 惜しまない
大好きは 裏切らない
軌跡は勇気に なるから!


いや、ミリオンライブ、あんたはやっぱ裏切らなかったな…
冒頭にも書いたけど、山張った曲もちゃんと応えてくれた。
100点の出し方すら色々な方法があると教えてくれた。間違いねえや…


これで本編終わり。変にMC挟まず、後に言葉残していかないのも正解だったと思う。

 


そしてアンコール、39人揃いの衣装というのもまた壮観で。
そしてその39人の歌声が響く中、バックに映る「てづくりのぶどーかん」のテントの落書き。まーーたこれがより沁みる沁みる。

 




アンコール締め前、ぴょんころの挨拶も良かったのですよ。意訳抜粋ですが、一部を紹介したく。

ころあず
「私には総括はできないので…(苦笑)
こうしてライブに向けてみんなで集まることが出来て、今回髪も伸ばしてた私の姿見て懐かしいね、って声をかけてもらって…過去を知ってる人達がこうしていてくすぐったくはあるんですけど(笑)
たまにミリオンとしてこう集まってくると、帰ってきたなあって感情になります。
私のミスを笑いに変えてくれたり、みんなでやろうっていうミリオンライブの空気に本当に助けられてるなあって思います。
だからこそ、私にとっても大事な場所ですし、かけがえのない存在です。
これまでもたくさんの夢を叶えてもらいましたが、これからもよろしくお願いします!」

 

ぴょんさん
「今回、当初出てきたライブのセトリって今回やった内容と半分以上違います。
初めてアンケートも撮ってもらって、それぞれがやりたい曲を答えたんです。
どうして10年もやって来られたかなって思ったんですけど、39人で立ちたいっていう思いを伝えたかったからじゃないかなって思ってます!
10年間、どこかで出会ってくれて本当にありがとうございます!!」


ラストの「Thank You!」、39人揃わなくても毎回目が追いつかないのに39人もいたらまあ目が追いつかないのなんの。
とりあえず観測できたのは

  • 歌いながら涙を浮かべてたもちょ、すーじー(末柄理恵・豊川風花役)、ゆきよさん
  • (おそらくありがサンキューの話で)ころあずをイビる仕草をしてたぴょんさん・たかみな・木戸ちゃん
  • ころあずとうえしゃま、熱い抱擁
  • 泣いてるもちょにすっと抱きついて行ったナンス
  • 全力ダッシュで立ち位置に戻る種さん

と言ったところでした。円盤へのマルチアングル収録を切に願います。

あと、「Thank you for... とー『パーン!!』」の紙テープ発射、やっぱこれです。安心感があります。

 



で、今回締めくくりに話したいのが、アンコールの告知コーナーの話。

ここにミリオンライブがいい意味で変わってないな!ってのを感じて、その話で締めたくて。

 

ミリオンライブくん

「10周年ツアー駆け抜けました!
じゃあ次11thライブとHOTCHPOTCH FESTIVAL2やります!」


出た!!!ミリオンライブのいいところ!!!
次の約束をして毎回バイバイを言うところだ!!!!

…にしてもいきなり「H」の文字がバーンと画面に打ち出された時はHUNTER×HUNTERとでもコラボするんか??と思ってました。正直。「HOT」まで来てもしやとなりましたが。



正味Xでフォローしてるオタク達もこのAct4でミリオンライブ大学?高校?卒業やみたいな事をこのライブ前に言ってたのを散見したし、何なら自分も半分その気持ちで、もう半分はいやそれでももう今年は大きな動き出来ないのでは…?とも。昨年アニメ化までぶち上げて。
いい意味でずーっとミリオンライブ、変わらずにいてくれるしいいものはちゃんと続けてくれるんだなと。
いやはや、やっぱこのコンテンツから離れられる気がしません。うれしい悲鳴です。

 


ありったけの感謝を胸に、さあ次のステージへ歩みを進めることにしましょう。

ではまた11月!!!

良かったら本記事、Xでのシェアとかスターとかコメントとか書き残してくださいな。

今後の励みになりますので…

 

ミリオン大学 「Birth of Color」をオリメンでやれ部 あとそもそもライブで久々にやってくれ学科在学中のオタクより