時は来た。というより、その時はやってきてしまった、と
言う方が個人的には正解だったかもしれない。
現地は雨だった。物販のために訪れた
14時過ぎにはゲリラ豪雨が降りしきるほどであった。
天も悲しんでいたのだろうか。
開演前には小降りになってたことを考えると余計に思う。
このご時世、配信でも楽しめることが
出来る環境が広がりつつあるが、
やはり現地にしかない魅力と言うのがやっぱりそこにはあった。
現地の良さって何がいいかって配信と違い、
自分で見る角度を決められるところである。
だって会場いるんだもんな…
てことで、今回は防振双眼鏡を調達した。
これは以前からの知見に基づき準備したものだが、
このご時世でコールとかしない分
メンバーのパフォーマンスとか集中出来るかなと。
今回に関してはモバイル会員2次での当選だったので
スタンド席予想で準備。で、ここのを借りた。
いやまあ家にも望遠鏡自体はあるのだが、
倍率高いのと、一番は防振機能持ちに惹かれて
借りたところはある。
家で窓の外を試しにこれで見てみたが、
ピタッと視点が固まるのでこれは期待できると思った。
で、実戦投入。答えは100点満点中120点です。
まあそりゃ現地の近いところで見る分には肉眼でええのだが、
そんな神席そうそう来るもんではないだけに、
この文明の利器は本当に凄い。
以下はこの目で観測出来たライブの風景である。
「ロマンティックいか焼き」でサブステージの
座ってた側に来てたきいちゃん(北野日奈子)と
さあちゃん(掛橋沙耶香)のコンビネーションが
恐ろしいまでに良く見えて自席でとろけ切ってた。
10周年記念曲「他人のそら似」でも
生ちゃんと飛鳥の絡みが堪能できたし、
梅まいちゅんちま(梅澤美波・新内眞衣・樋口日奈)の
並びを画角に捉えたときは壮観だなと感じた。
「ひと夏の長さより…」でみなみちゃん(星野みなみ)に
ナデナデされようとしたり寄り添ったりで
わちゃわちゃしてたゆんちゃん(柴田柚菜)と
さあちゃんの姿はとても癒しの空間だった…
さあちゃんに関してはみなみちゃんが
MCパートで話してた時に食い入るように見つめてて、
ああやっぱ好きなんだなあ、と思ってたけど
他の子の時もめちゃくちゃ話してる
メンバーの方を見つめてたし、
普通にいい子でやっぱ好き〜〜〜になった。
「制服を脱いでサヨナラを…」の飛鳥ちゃんと
みなみちゃんもあれも癒し。
飛鳥ちゃんの制服についてたパンを
大事そうに外れないようにしてた
みなみちゃんがかわいかった…
最後の投げキスの応酬見ました???
あれが俗に言う「あしゅみな」なのだなと。
「他の星から」のせーら(早川聖来)の表現力。
ひなちま(樋口日奈)もそうだけど、舞台とかで演技してる子は
そこで培われる力もあるのかなと。目を引かれた…
長くなりましたが、マジで防振双眼鏡オススメです。
とりあえず自分は注文この後かけます。
さて、現地の特権といえばあとはセリフ系。
やらされた方の飛鳥ちゃん(齋藤飛鳥)には悪いが、
イチゴミルクと「大好きだお」の
セリフWで聞けたのはとてつもなく最高だったw
ライブ映像見て1度は現地でやってみたかったのも
多く見れた。「裸足でsummer」のタオル掲げ。
投票するほうもファンなら見るのもファンである。
そりゃ楽しめるセトリになるわけである。
いつか聞きたかった曲を楽しめたというのも印象的。
「何度目の青空」の生ちゃん(生田絵梨花)の歌声を
堪能することもその1つだった。
「〜Do my best〜 じゃ意味がない」といい、
「My rule」といい現選抜メンバーの
アンダー曲合流の熱さというか
頼もしさというか。良き。
「空扉」、これもういつからかめちゃくちゃ好きだし
推しのセンター曲だし大事な曲になってる
この曲を現地で聞けたってのが何より嬉しい。
「シンクロニシティ」もそうだけど、
そのスタイルの良さで大きく
表現してくれるその姿を見て、
より梅が好きになれた気がする…
だからこそ、「他人のそら似」の
「シンクロニシティ」の振り付けパートが梅中心だった、
というのも嬉しかったし、それもまた生で見れたのが嬉しい…
「他人のそら似」に関しては
「僕は僕を好きになる」も曲最後に
振り付けを拾ってくれるところがとても嬉しかったし、
まあこれも山下(山下美月)推しぼきにはご褒美すぎた…
「Against」、少なくなった1期生編成に
寂しさは感じたけど、飛鳥ちゃんの凄さと
それに負けないひなちまのカッコ良さに魅了された…
その後のMCの好きな食べ物で「数の子」って
言ってたり普段のトロトロにされちゃうような
甘さとあのかっこよさ両方が出せるのはやっぱり良いし、
好きだなあと思うなあと。
つくづくキラーチューンと思ってたけど、
現地で聞く「I see…」は何億倍にも良かった…
とにかく楽しいし、これをキラキラの表情で歌う4期生。
こんな幸せ空間あるかいな。
コール解禁されたら化け物で埋め尽くされるで…
ぼきもそうなっちゃいそう。
あと松尾ちゃん(松尾美佑)のスタイルにもビックリ。
結構背高いんやな…
その容姿にビックリしたのは珠ちゃんもそうだった。
「生まれたままで」で見れたショートヘアは
大人っぽさが増してたし、あれは実物見たら
その姿に「飛ぶぞ」(長州力)になるやつや…
「逃げ水」、つくづく思うがやはりこの曲は美しい…
花道を歩く桃子と与田ちゃんの手はぎゅっと握られていたし、
与田ちゃんの目には光るものがあって、
こちらももうつられて涙腺決壊モードに入ってしまった。
「桃子〜〜〜ありがとうー!!!」
「ガールズルール」の始まりは美月のセリフからである。
そしてセンターの彼女はおもむろにトロッコへ…
こっち来るやんけ!!!!!!
タオルとペンライト2色そら掲げますわ…
多分それっぽいレスを1個貰ったので、
都合よくあれは自分に向けたものと思っておこう…w
間奏の
「これからも桃子を応援してあげてください!」(意訳)の
セリフの長さも曲ぴったりだったし、
美月のことだからあそこも考えて言ってたんだろうなあと。
スキッツや乃木中の心理テストの時もそうだけど、
やるべき事に対して必要な準備をして
100点の納品してくれる、って
めちゃくちゃ良いなあと思うし、
かくありたいなとも思うほどに惚れてしまう。
桃子のラスト挨拶からの「三番目の風」と「思い出ファースト」。
「三番目の風」には
「観測史上 最大風速 初めての存在になろう」
という歌詞があるが、まさしくこの2曲の3期生12人の姿に、
改めて自分が好きになった、期別で言うなら
一番好きで推しな3期生が詰まってるんだな、と感じた。
曲中でれんたんが堪えきれなくなる部分もあったし、
聞いてるこちらもまたこう記事に書き起こしながら
曲聴いて涙流れてくるほどである。
からの「思い出ファースト」でもう感情は
ぐちゃぐちゃになってしまった。
「やさしさとは」で明かされた飛鳥ちゃんの心の内の思い。
これでさらにぐちゃぐちゃになった。
「桃子、直接ずっと言いたかったことがあります。桃子が『乃木坂46も悪くないな』って言ったとき、桃子があの言葉を言った気持ちが痛いほどよくわかりました。だけどあのとき、あんなに近くにいたのに、何で私の力で『乃木坂っていいな』って思わせられなかったんだろうって、ずっと心残りでした。力不足な先輩で本当にごめんね」
桃色のペンライトの海とサイドのメッセージボード。
そうしたいと思わせてくれるだけの魅力を持った子だと思うし、
「乃木坂を好きになるまで、残ってくれてありがとう」
という最後の真夏さんの言葉が本当にそうで。
そんな子だからこそのWアンコールで
今再びの「逃げ水」。もう会場はそのイントロに
抑えられない声がどよめきとして出てたし、それは自分もそうだった…
サビ前の「月の光」での拍手。この時の拍手は
ひとりバックステージの先頭に出てきた
桃子へのありがとうの意味がこもってたと思う…
「桃子さんの笑顔と雰囲気を見ていると幸せになる」と
言ってたあやめちゃん(筒井あやめ)。
普段無邪気なきいちゃんから出たこのフレーズにもぐっと来た。
私桃子から教えてもらったことがあって。
ただ手を差し伸べて支えることだけが愛じゃなくて、
心に寄り添ってただ見守ることも愛だと、
桃子から教えてもらいました。
ここまで乃木坂でいることを諦めないでいてくれて、
本当にありがとう。
「卒業発表してから何度も引き止めてごめんね」
という梅の言葉もそう。先に出した飛鳥ちゃんといい
こういう子達、メンバーが居る乃木坂の素敵さ。
好きだった乃木坂が、
もっと好きになったと感じたライブでした。
改めて桃子、5年間お疲れ様でした!
次の人生が多くの幸せに満たされますように。