シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

推しが地元にやって来た【雨宮天 Live Tour 2024 “Ten to Bluer Sky” 東京公演 オタク的振り返り】

 

立川ステージガーデン。
昨年、この地には夏川椎菜嬢が来た。

 

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中野サンプラザというミューレ馴染みのハコの改修でお鉢が回ってきた形とみられたが、それっきりかと思っていた。

 

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あっさりと次は来た。しかも1stから追い続ける青き推しの到来。行くことを決めるのに時間は必要なかった。


立川ステージガーデン、ぶっちゃけ多摩地域をホームグラウンドとする身からすると立地が神すぎて言うことないのだが、このハコ、改めて2日間通って気付いた点としてはまずもって2階席の最後部は下手なアリーナよりよい。7列以前より少し高い位置にありステージと同等の高さからアリーナぶち抜きで見えるのでとてもよろしい。双眼鏡で俺だけのベストアングルを探せる感じになる。気分はもうカメラマンである。


そして3階席左右ブロックは固定席。座席下も座席の部材がありリュックをしまおうとすると少し座席下からはみ出すのでそこは難点か。座って見るゾーンにおける快適性はあり、背もたれもしっかりあるからこそ多分他の席よりよいのだろう。



さて、ライブの話。

ソロのライブは2021年以来と3年ぶり。どうなるんだという思いは1曲目の「skyreach」で全て吹っ飛んだ。これで完全に青き民の血が目覚めた。

「アルバムを引っ提げてのライブになりますが、10周年ライブという側面も持たせたくて!」

「セトリ会議やったんですけど、ホントに青き民も参加してほしい!!ライブのここのブロックは『青き民ゾーン』ですみたいなこと出来るといいですよね〜」


天さんの早着替えのためのバンドソロゾーンでは「Absolute Blue」「エデンの旅人」の節も入ってるのがにくかった。ギターのスラップとドラムの荒ぶり、僕の好物ですね…

2日目冒頭MCでは天さん的立川といえばという話に。

 

「立川のイメージって何かって考えた時に…昭和記念公園って隣にありますよね?私公園が好きで、色々植物が植えられているのでいつ来ても何かしらが楽しめて…去年秋に来た時は友人と俳句を読んだりしていました(笑)」


ナンスも昭和記念公園を挙げてたあたり、でかい公園あるのは街を印象付けるのにはいいのかもしれない。


途中小林幸子かってくらいの羽付きロングドレスで出てきたのにはビビった。
からのその羽根に囲まれるように座り込んでからの「月灯り」、世界観の用意として完璧であった。これどういう仕組みなの…?と思ってたら2日目、3階から見たらちゃんと羽根に覆い被さることのないようにちゃんと座ってた…流石です
「羽根輪舞」もはや懐かしい。新潟に行ったツアーを思い出す。

 

 

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青き民という呼称も、天ちゃんダンサーズも全部定着しましたね、振り返って思うと。

 


ステージ壁面には長方形の扉のようなモニュメントがあったのだが、それに身を寄せながらの歌唱というのもよかった。
「irodori」の歌唱時に身につけていた赤い手袋、どこで身につけていたんだろうと思ったら身を寄せたモニュメントの傍に箱が追いてあり、そこから出していた。そういう仕組みか…


「irodori」自体も先に挙げたツアーを思い出す。
赤い衣装を見にまとった披露でしたね、あの時は…


ステージ壁面中央に描かれたカードは「JACKPOT JOKER」とアルバムジャケットにも描かれたトランプ意識との事。

 

このジャケットのバックにいる椅子。
アルバムを提げてのツアーという繋がりで椅子も10個ステージに散りばめられているという話をしていたが、数があるからか本人も「あれ?あと2つどこ?」となっていた(笑)

 


「火花」、披露から時が立ち世界観が確立されてきたのだろうか。ステージに建てられた衣装に身を寄せながら歌う姿に思った。
歌詞書いたの天さん本人だし、本人次第で世界観の再構築も出来るのかもとも。そもそもこの曲のコンセプトの話とかしてましたっけね…



こんなかっこいいのにしばらく見ないうちにバブ路線にちょっと向いてるのも面白かった。お昼寝に控え室借りて寝てたらマネージャーが控え室前に「赤ちゃんが寝ています」の張り紙貼られてたの、ちょっと知らない世界の天さんだった…(笑)

 


先に触れたライブ1曲目が「skyreach」からの「衝天」、1日目のMCで触れていた「衝天」への思いを聞いて実によく出来たセトリと再実感した。

 

「『skyreach』と楽曲チームが同じで…10周年で何やりたいですか?って聞かれた時に『skyreach』と共に歩んできた10年なので、その楽曲チームでやりたいと言って…
skyreach』がskyにreachするということで、『衝天』も「天」を「衝」くということで…まあそこはたまたまなんですけど、タイトルを付けるというところにも関わらせていただくことも過去あって、この曲の時に閃いたのが「衝天」で…
経験の深さとか、この10年で得たものを楽曲に表現してもらって…レコーディングの時も魂削る勢いで望んで、最後ふらふらになるくらいでした(苦笑)
10年鍛えられたからこその曲ですし、自分が表現したい歌詞のニュアンスというのも盛り込んでもらっていて…」

 

荒幡さん(バンマス兼キーボード)
「作曲にあたって暗闇にクラゲが浮かんでいる感じでって言われて…天ちゃんとやってきたからこそ理解出来たのかなと」

 

「VIPER」も久しぶりに聞いたけど、わけわからんほど脳汁が出るほど興奮した。2日間で一番印象に残った楽曲を挙げるならこの曲だったと思う。天ちゃんバンドがいい具合に狂ってて、それにミューレ特有のメロディにはめたライティングがバチバチに決まっててあまりにも俺の妄想の具現化?というほどだった。

 

この人のライブの楽しさを完全に思い出した2日目終盤、歌いながら浮かべる笑顔を見て俺、この人のこの笑顔とか腰入れて遠くに届けとばかりの手を振る姿に惹かれたんだなと思った瞬間になーんか一気に泣けてきた。


終わった後にパンフレットを見返して気が付く。
「Ten to Bluer Sky」には「天が青き民が待ってくれているところへ届けにいくよ!」という意味も含んでいると書いてあり横転。そんなことあるか???
ここで待った甲斐があったという意味が出てくるか…

 


いや改めていいもんですね、推しが地元に来てくれるの。
感謝しかないです。

1stの頃って青しか出ないペンライトだったんですよ、売っているのも。

 

さて。人は満足感を得るとまた別の満足感を得ようとしたくなるないものねだりになりがちとはよく言ったもんですが…まあでもナンちゃん、天さんと来ましたしね、ぜひ次はもちょさんにもこの立川にですね…

 

 


…え???

来るじゃん!!!w


トラセソロ立川開催グランドスラム達成、やりましょうこれは。

オタク的サマーシリーズ、次は再び北九州へ…