シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

「ひかるカケラ」はそこにあった 〜 LAWSON presents
TrySail Live Tour 2023 "SuperBloom" 神奈川公演オタク現地振り返り

開催日程はポケモン世界大会と丸かぶり。

 

「実家」。
いつからか、TrySailメンバーとファンそれぞれがそう呼びだした聖地と行ってもいい、数多くのライブ・ステージを経た地。

HDDに残ってたのは会場のバックショットでなくこれだった(笑) 
伝説の三角ポーチ展示もパシフィコ横浜


2014年の結成を踏まえると、いよいよ10年目が見えてくるこのタイミング、またライブでの声出し解禁の中で迎える慣れ親しんだこの地でのライブともなれば、行く以外の選択肢は無かった。

 


TrySailのライブも過去何度ももう見た身だが、改めて毎回この現場の熱量、そしてそれを支えるスタッフ陣の熱意が伝わるこの雰囲気が好きだなと行くたびに思う。
その好きを反芻しながら、2日間のライブを反芻しようと思う。

 

目次

 

1.客席の統率感とその相乗効果

TrySailもといミューレ現場の「慣例」といってもいいだろう「振りコピ」の浸透率。ホントにこの現場は「振りコピしねえやついる?いねえよなあ!」くらい周り見渡すと360度みんな振りコピしてる。個人的にはライブにおける大事な要素として客席側に一体感がある、ってのがあると思ってるだけに、盛り上がる曲のサビにおける揃いようはそれを形として現れる形にて見れるだけに「これこれ〜!!」となるこの現場の魅力。
ともすれば、先に挙げた盛り上がる曲のサビというのはやはり振りコピしてる身からしても楽しいのだけど、「華麗ワンターン」が一番好きかもしれん。どういう振り付けかを解説する以前に、体でやって感じる楽しさが主の要素なので体感してくれ!としか言えないのが悔しいが、それに尽きる。
あともちょ(麻倉もも)が2日目にソロで披露した「ピンキーフック」。心なしかサビの揃い具合にもちさんの表情に笑顔を感じた場面でこれは大事にしないとあかんな…と感じたしその後からのもちょが愛おしく見えてしまった。

2.信頼できる演出面

つくづく、TrySailとそのメンバーソロの現場における照明演出は毎回脳内における妄想演出と合致しているので非常に信頼している。
津々浦々色々なライブに足繁く通う自分からすると、普段曲を聞いてる時もライブで聞く時はこういう演出バックで見たい!というのが浮かぶのだが、TrySail関連現場はそれにピタッとだいたいハマる演出をしてくれるので感謝どころか信頼の域まで来ている。
何が良いのかと考えてみれば、曲のメロディに合わせた点滅、メンバーカラーにあった色だったりが良いのかなと思った。
このライブでも「Sunsetカンフー」ではシンセの音に合わせステージ上のライブのロゴが中華を思わせる赤で点滅したり、ナンス(夏川椎菜)のソロ「ユエニ」では曲の雰囲気に合わせ落ち着いた青基調の照明とナンスのメンバーカラーである黄色を混ぜた照明、そこからのラスサビ前のベースの音に合わせた照明変化。これだよ〜これが見たかった。
「ユエニ」についてはナンスの歌声も力が入ってたように感じたし、これ8/17の生配信の発表でツアーぶち込まれたら行く以外の選択肢無くなる〜〜〜これヒヨコ労働組合(バンド編成)演奏で聴いたら脳汁が出そう。

これに限らず場内の盛り上がりに乗じて歌詞の最後伸ばしたり上擦ったり。CD音源に収まらないこれ、ライブに来てる〜〜ってなって好きですね…

 

3.でも、結局のところ・・・


と、ここまで少し俯瞰して好きな要素を2つほど書いて見たが、その要素の上に乗ったセットリストでライブが進んでいったわけだが、改めて序盤終盤の攻め具合がビンビンだったと思う、今回。

 

半年前にライブは行きはしたものの、その時は声出しはまだNG。今回は声出し解禁かつ場所が横アリ。それを踏まえたかのような「Favarite Days」→「Baby My Step」→「マイハートリバイバル」→「adrenaline!!!」のM2〜M5。初日でこれ浴びた時に死ぬかと思った。攻め過ぎでしょ。
ただ、10年近くもやれば手数も増えて終盤は終盤で「Truth」→「High Free Spirits」→「Good Luck Darling」という流れも組めるのだから強い。それでいて序盤終盤の間も3人のソロ曲だったり、「Lapis」では客席座らせ魅せるパフォーマンスもあったり。

 

これでも十分だけどそれに加えてアンコールで「Sail out」、そして「ひかるカケラ」も拾う周到さ。Sail out世代のオタクにそれは効く…
それに加えて2日目は優秀なオタクがトークパートのお題募集で天さんのソロデビュー9周年に触れ、一気に祝賀ムードに。トラセ3人ではやはり一番ご贔屓は天さんで青き民なだけに、そのお祝いを現地で迎えられたのは僥倖だった…

 

この3人でやるからこその3人のやり方、というのもこのライブの見どころであり、「麻倉ももガチ勢夏川椎菜」は恒例行事。ソロ曲パートの順番的にもちょ→ナンスだったわけだが、バチバチにかっこいい「ユエニ」歌い上げてからのもちょソロ「ピンキーフック」の冒頭を真似しながらハケていく姿。
天さん曰く「鼻の下が2m伸びてた」と言わしめるニヤつき具合だったらしい。ほんと草。

 

麻倉ももさんの告知を崇め見る夏川椎菜さんが見れるのはトラセ現場だけ!
あと告知で容量入る2wayバッグを天さんが「もちょも入りそう」と言い出した途端「ももちゃん持ち帰りバッグ」と称し出してたし、告知最後でそのバッグをもちょが頭に被り出してたし、もうめちゃくちゃ。

今回はちゃんとオタク棒と記念撮影。オタク棒は2016年のライブグッズ。

 

長くなりましたが、とりあえず言えるのは…めちゃくちゃ楽しかった!!!!ということ。この後は地方を回るだけにともすれば追加公演で…かと思いきや地獄のイベ被りでどうやらそちらはお預けになりそうで。
3人の旅路の行末がどうか良きものになる事を願い、この記事はお開きにしましょう。