シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

信じるべきはミリオンライブ、という話【THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!! 反芻録】

11月頭、九州・福岡。

デレ5thを思い出す小倉駅に降り立った。

 

 

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!!と銘打たれたこのライブ、最速先行の発表時期はAct2直後。まだライブの中身を誰も知らない中だったが、腹は決まっていた。

「怒涛かと思いますけど、ここは1つ今年はミリオンライブと一緒に駆け抜けてみませんか」

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今年1月、武道館であべりかさんが放ったこの言葉。
これを信じて行ったAct2が良かったのだから、迷いはなかった。

 


結果はどうだったか?と言われれば賛否両論あるライブ後のTLにはなったが、自分は概ね不満点はなかったという感じだった。

 


というわけで、そのライブの思い出を反芻してみようと思う。いつも以上に書き散らした気がするけど、お許しいただきたい。
*以下、演者は個人的な呼称にて記載し括弧内で補足します。



思えば、セトリの始め方が天才的だった。

1日目の開幕はみらしず(春日未来・最上静香)での「ToP」。背景にはアニメで2人が曲を歌いあった夜の公園の風景。再現性はもちろん、この2人のみが揃ってデュオで歌うの、多分3rd以来だったんじゃないかなと。ぴょんころ(山﨑はるか・田所あずさ)のコンビに魅了されてる関係性のオタクとしてはその3rdを思い出した。

後に少し触れる「バトンタッチ」後に「私にだけセリフ言ってもらえた!」と高ぶるぴょんさん(山﨑はるか)に「卑しいなあ…(苦笑)」するころあず(田所あずさ)これです。こういう関係性が好きです。

 


そして2日目開幕、アニメ最終話を見たオタクが一度は頭に浮かべたであろう「ロケットスター」からのブロック開幕。思えば最初の挨拶で「いっぱい「翼ー!!」って言ってください!」と言ってた時点でかなりわかりやすい伏線張ってましたね、でもやっぱり嬉しかった。
6thでもこの煽りを含んだ「ロケットスター」を披露した姿が印象的だったので、今度はそれを現地で、しかも全力で「翼ー!!」と叫べたのも嬉しかった。


と、6thの話に触れたがアニメはアニメでも765のアニマス曲を拾ったところにはハッチポッチフェスティバルを思い出した。「arcadia」とか特に。

 

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いやまあこの時静香は歌ってないけど、なんというか絶対合うっていう感じがプンプンしてたので聞けて嬉しかったのが大きい。「迷走Mind」におけるMachicoさんも同様に。

 


ころあず、Machicoと名前を出したところで次に語りたいのがいちぽむ(ストロベリーポップムーン)の3人の並び。アニメで関係性が深く描かれただけに何か来るかも?なところにありましたアニメ3人曲、「SMOKY THRILL」。


サビの3人ソロカットを円形枠で移すってのが良かったし、それが曲中でくるくる回るのも面白かった。そんなことできるんだ…と感心した記憶。

 

こんな感じ。サビは映像移しながら回転してたけど、いったいどういう技術なんだ…


ところで、ライブにおけるMachicoさんの動きは本当に見ていて飽きない。つくづく他のキャストの話に合わせてリアクションを取り続け、駒形さんには相変わらず「駒形らったった先輩」と弄り、曲のエモさに膝落ちしたPの話になった時に「大丈夫膝ある?」はおもろい…申し訳ないがMCで出てた時はずーっと目向けてた気がする。面白いんですもの見てて。

でもこれでいてちゃーんとパフォーマンスに真剣なところをバラされるという。

 

Machico「美味しいラーメン1.5杯食べた後5回無限「ロケットスター」(の振り付け練習)してました(笑)」
南早希「暗いレッスン室でずーっと踊ってました!!」
Machico「やめろォ!(笑)」

 

そして39人揃い踏みするAct4の出演者発表時には涙を浮かべるもステージに顔を向けず、そっと横にいる南ちゃんにタオルを差し出され、感謝を告げてた場面も。

3rd・4thの時もここまで泣いてたこと無かった気がするだけに、この揃い踏みということの意味合い、演者サイドとしても大きなものがあったのだなあと改めて感じる場面だった。

 

 


MCといえば、今回はアニメ公演ということでサプライズ登場した源P(中村源太)。注意事項からのライブへの入り方で大いに盛り上げ、MCでは思わず号泣。気持ちは非常にわかるけど人は自分より感情を大きく昂らせてる人を見るとちょっと冷静になるのだなと久しぶりに感じた。以前踊り狂う連番者見て感心した時と感覚同じだこれ…w


今回の1つのポイント、ミリアニ発のアニメ曲。正直なところライブでほぼ初聞きだったけど、1stの「Star Impression」がやっぱり担当いる事も合って曲調好きだな〜になった。1日目と2日目、歌い方が変わってたのはわかったけど2日目はこっこちゃん(小岩井ことり)なんか泣いてたような…とも思ってたけど、真相は本人のみぞ知るというわけで。


ただねえ…「catch my feeling」もめちゃくちゃいい味してたのでね…一番を挙げるならそっちと非常に迷うやつ。「トワラー」も生ギターありで聞くとより沁みるし、「海風とカスタネット」も生でコールしてこそ…といい塩梅にアニメ曲がライブにハマっていた気がする。



「Sentimental Venus」、先に追体験出来て良かったと書いたぼき的にはこれも追体験出来てまあ良かったかなと思いはした。困惑7割嬉しさ3割といったところか。偶然の産物は偶然だからこそであって、やっぱり再現しようとするのは難しいのだなと。


ゆいトン(渡部優衣)・りか姉(山口立花子)の以前同事務所だったコンビがラスサビ前に目線合わせながら階段降りていく姿、関係性のオタクが喜ぶやつ。
関係性のオタク的には「バトンタッチ」でもラスサビ前の間奏でバトンリレーする振り付けもポイント高かった。

 

「REFLAIN REL@TION」もサビ前の円陣組むところで互いに目線合わせてるのも良かったなあと。

 

 

と、ここまで色々語ったけど、このAct3のベストアクトはやはり2日目の「Next Life」。誰がが言ったでもなく自然と浅葱色に染まる客席、あまりアイマスでは見ないパフォーマンスの感じ。

あくまで声優が演じるという形もあり、なかなかダンス面というよりかはボーカル力に目が行きがちな中、そこを疎かにせずかつダンスでも魅せるあの感じ。リアルアイドルだと逆にダンス全振りとかあるのだけど、この日のそれは両面をきっちりこなした圧巻のステージングだったと思う。

冒頭の歌い出しに「あなたの遺伝子が、呼んでる」とあるわけだが、なんというか我那覇響スピリッツが注入された遺伝子の舞といった感じの圧巻のパフォーマンスだった。

 


これで感情ガンガンに揺さぶられてからの最上静香ソロ「Gift Sign」へ。まあ担当ですし今更パフォーマンスに何かを疑う余地は無いし、しみじみと味わってたのだけど、ふと少し目線を上げるとアニメで披露した時の教会のステンドグラスの背景出てきて涙腺崩壊しやした。これまでのソロ曲にない新しい色を充実感のこもった表情で歌い上げる姿。This is 俺が見たかった景色でした。ありがとうころあず…



発表事項、プロデューサーが進行するだけに「社長からの業務連絡を共有します」になってたの芸が細かかった。
で、ライアー・ルージュのS4U実装だってよ兄貴。大絶叫したら周りそんなでもない反応で泣いちゃった。そして9th円盤もアソスト特典にライブ音源付けますか…たすかる。
音源MV初解禁の「エンター・エンダー」、かなり好みな予感がするので曲だけでなくコミュの掘り下げもしたいやつですね、これ。


アンコール、765曲もやるよという流れは掴めたものの、「M@STERPIECE」のカードまで切ってくるとは。そしてこれを2日目は39人でAct4の最終公演やります!の宣言後にやるとは。そしてこの流れで曲中からグッときちゃうぴょんさん、貴女がやっぱりミリオンのセンターだなと。ここで涙を堪えるというのもひとつの理想的な姿なのかもしれないけど、どこかいい意味で人間臭い、人情味のあるミリオンライブのセンターの姿ってこれでいいのではと思った。

うるうる来ていたセンターをいの一番に支えるのがころあず、それに続いたMachicoさん。なんかこれもまた、10th(MoIW)の同じ曲で、765の先輩である繪里子さんが泣き崩れたあのシーンが浮かんだ。血は間違いなく引いているのだなとも感じた。

 


このセンターが39人を引っ張るAct4。
否が応でも期待しかない(暫定)千秋楽。
行かない選択肢など、どこにもないだろう…

 

またACT4現地回顧録を書けることを願って、この話はおしまい。