シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

不定期のつれづれ #10

ここ最近書いてなかったので、久しぶりに筆を取ってみる。

 


日本一チケットが取れないと噂の講談師が我が地元へやって来たのだ。どんな感じと思い構えて見てたが、客席の初見率も尋ねそれを踏まえつつとっつきやすい講談界の実情を説明しつつ本領の講談も笑える話を最初は持っていきつつ、最後は泣ける人情噺に持っていく構成。客席を世界へ引き込んでいくやり方は芸術的だったし、これは確かに面白いと思って足を運ぶ人が絶えないのも納得できる面白さを感じるばかりだった。



1つこれは少しその講談会で話していた余談だが、講談社という出版社が読んで字の如く講談師の話をまとめて出版していたことに由来しているというのは意外だったし、数が少ない講談師なのに派閥で分かれていたりとしているという。

 


講談社の話しといてこんな話するのもアレだが、まあ文字で書くだけでは魅力のかけらも伝えられないと思っている。先述した余談をこうよどみのない語り口で煌々と話していくのが魅力だと思っているので、興味があるなら是非1度足を運んでみてほしい次第である。

 


終演後にはこの日披露された講談話の表題が書かれた紙が貼られていたのはさながらロックバンドの終演後を思い出す光景だった。


話は変わり、その翌日。

 


オーケストラですよ!オーケストラ!
いや実に良かった。

 

高垣楓如月千早桜守歌織というアイマス界のボーカルお化けのビックネームと並んでの我らが大崎甘奈嬢の出演だったが、それに合わせたかのような「流れ星キセキ」と「Anivarsary」が交わった第1部のパートにはグッと来たし、「NEO THEORY FANTASY」のオーケストラでの化け具合。



バラードというか歌声重視な曲は間違いなくオーケストラの雰囲気に合うと思ってただけに意外な曲の化けっぷりに期待を寄せていたが、この日のハイライトはそこだったと思う。


まあでも最後の「M@STERPIECE」には一生敵わないし、前回のMoIW2015にはまだ影も形もなかったシャイニーカラーズが歌うかもしれない可能性があることに気付いてなんかよりグッときてしまった。


普段のオーケストラコンサートを知らない上ではあるが、演奏を務めた東京フィルハーモニー交響楽団の面々がはけていくときの拍手はアイマスのオーケストラコンサートならではの風景といった気がしたし、「アイマス最高」を思う拍子の拍手がなかったあたりはオーケストラコンサートの色味が強いように感じた。


…いやまあ現地アリーナにいた身としてはそらパイプ椅子は長時間素で座るにはあまりにもしんどかったし、ハコが幕張メッセイベントホールな時点で察せよという意見もわかるのだが、そこはやはりどうにかならんかったかと思うし、少なくとも座席結束バンドで括って間隔皆無だったのは席によっちゃ不幸な展開になってしまうなというのは感じた。まあ僕の話なんですけれども。

 

アリーナ常設椅子があって音響そこそこ悪くない同程度のキャパのぴあアリーナMMで第2回求む!と願いながら、今回は締めようと思う。

 

書きたいネタが溜まってるので、またいずれ。