シルキーの雑記帳

長くなりそうなライブと、推しへの思いを書く場所。

ライブにおける「好き」を再実感した3日間【乃木坂 33rdアンダラ オタク的振り返り】

 

久しぶりにのライブ参戦後に見るこの光景。


いや、良過ぎませんでしたか今回。
「あんまり自分たちでいいたくないですけど、今回皆本当に頑張りました!」とでんちゃんが語るように、一人一人に見応えがあったアンダーライブに感じただけに、文章が実にまとまらない。というわけで、今回は各メンバー毎に章を区切り、書いてみる形にしようと思う。
(2日目を見れてないので一部文章量に差があるのだが、そこは容赦願いたい)

 


ジコチュープロデュース、初日金曜日のトップバッターで「水玉模様」を披露したなおなお(冨里奈央)。16歳〜と歌うこの曲を17歳なりたての彼女が歌い、締めくくりに「17歳になった奈央も、好きになっていい?」のセリフで締めるのは見事過ぎて。これでももう満足するレベルのところで「好きになってみた」が続くのは文脈踏まえすぎている。もしかして「水玉模様」の最初に出てきたのが制服メガネ姿だったの、そういう事ですか???文学少女???
これでハットトリック決めて会場ニッコニコにしてからMCでさらにおかわりで「好きになっちゃダメ??」も言い放つという。
短時間に4ゴールを放っていくというファンタジスタっぷり、お見事でした。

 


それにしてもつくづくアンダーライブというものは曲のメロディーにあったライティングが良いと思ってたけど、今回それに加えてCD音源にないダンストラックもあったのが良かった。
金曜日曜と共通でやっていた曲だとダンスナンバーブロック「Against」が良かった。葉月ちゃん(向井葉月)のソロダンスバックに幕を張り、そのバックでシルエットで踊るメンバーたち。カッコよかったし、それをまた特殊イントロがいい感ににそれを彩ってたと思う。これに額縁衣装だからもう最強。

 


金曜日限定のジコチュープロデュースでの「深読み」前のダンストラックBGM。あれにはやられた。元からこの曲大好きなだけに、それベースでダンストラックなら外れるわけがなく。飛鳥ちゃん(齋藤飛鳥)の卒コンでもダンスを見せる曲として披露されてただけに、珠ちゃん(阪口珠美)といえばやっぱりダンス!というところがピタッとハマって長尺でダンス見れたの良かった…

珠ちゃんのジコチュープロデュースといえば、「深読み」が2曲目で1曲目は「サヨナラ stay with me」と言う構成にも触れたい。海外アーティストのMV風なアングルで撮ってもらいましたというアングル、のちのアフター配信に流れる映像が場内にも流れてたので現地民は2倍お得という。29thアンダラもセンター企画SOだったし(こちらは初選抜の要素も含めとはいえ)、飛鳥ちゃんへの愛を感じるセレクトにニヤニヤしちゃった。

 


話は少し戻りダンスブロックの最中、初日、センターに立ったアルさん(中西アルノ)が何か知らない歌詞の曲を歌い始めた。え?新曲…?と思う中見つめていると聞こえてきた「WOW WOW…」
ようやく気付く。「Route246」だ!!と。
イントロを歌い上げる姿はまさに絶唱という言葉が似合う姿だった。
ジコチュープロデュースの「Do my bestじゃいられない」といい、「命は美しい」といいロングトーンにハモリといい、持ち味がいい感じに生かされてる感じに見えた。

 

書道展、個性が出ていいですね。


ジコチュープロデュースの話が出たので、その反芻もここでしておこう。
ミンゴ(黒見明香)は事前配信でコンセプトを「真夏さんと布袋さん」で、これはどう転がしてくるかというところでの「忘却と美学」と「あんなに好きだったのに」。納得。

 

「マイクスタンド回したことあまり無かったんですけど…」言ってたけどそれは多分みんなそう(笑)。ひと笑いも取りつつ、最終日は想いが溢れたいろはちゃんに「ゆっくりでいいよ」の耳打ち。ちゃーんと先輩してる姿にもグッときた。「女は一人じゃ眠れない」ではミンゴ・璃果ちゃん・お松(松尾美佑)と同期組の並びという激アツ並びもあったの良かった。

 


璃果ちゃん(佐藤璃果)もTHEアイドルというコンセプト通り、「ゴルゴンゾーラ」で可愛く魅せからの乃木坂の原点「ぐるぐるカーテン」では仮装披露。以前どこかの番組で「ぶりっ子ぶりりん」と言われてたのを見た覚えがあるが、あのブリブリってもいい衣装が似合うのなかなかにおらんと思う。あれは才能。
てか、「ゴルゴンゾーラ」の衣装、もしやまいやん(白石麻衣)卒コンの俺が大好きなオープニングブロックの衣装だったりしますか…

 


あやてぃー(吉田彩乃クリスティー)のコンセプトは「おうたとアイドル」。「おうた」に「立ち直り中」はまだ予想できても「アイドル」に「17分間」という。「17分間」のイントロのどよめきは凄かったw
選曲理由がめちゃくちゃ良くて、「立ち直り中」は「歌声でパフォーマンスしたくて、バラード系で切なすぎないくらいの背中を押せる曲」ってのが優しさに溢れてるし、「17分間」は最年長でもブリブリの衣装着て楽しんでる姿見せたくて!」という。
それでいてアンコールのラストナンバー前のMCパートで各メンバーに話を振った後の話の受けでここを頑張ってた、とかエピソードを添えて受ける姿。理想の先輩過ぎたな…


いろはちゃん(奥田いろは)は「一時期ギター見るのすら嫌だった」と振り返りつつ、その努力がバチバチに現れてたステージだったと思う。てかあれだけ弾けるんだったら「渋谷ブルース」とかも行けるのではと思うほどには良かったと思う。間奏での目線があった時の5期生同士の空気感も実にアオハルといった感じで良かった。

 


3日目アンコールでの「帰り道は遠回りしたくなる」といい、2日目ジコチュープロデュースでの「釣り堀」といい、そうだでんちゃん(佐藤楓)七瀬推しだったよねを思い出す場面が多くあった気がする。「釣り堀」でやってたコンテンポラリーダンス、その名を今回初めて聞いたがあの雰囲気のダンス、いつだかのアンダラで渡辺みり愛伊藤純奈ペアでやってた「ショパンの嘘つき」を思い出した。場所は違うとはいえ同じ神奈川の地で再びの「届かなくったって…」の披露での赤一面のサイリウムの海とミラーボール。心の中の29thアンダラ亡霊が目覚めた音がした。かと思えば「シークレットグラフィティー」ではいろはちゃんのお尻でリズム刻んでたし、あとは「17分間」ガチ勢っぷりが今回垣間見えたしこれ来年3期ラやるならセンターでやりましょう。ぜひ。

 


あとはどの曲か忘れたけど、ミンゴ・あーや(小川彩)・みっちゃん(矢久保美緒)という身長と歌声のゆにぞんが心地いいトリオという構成も見れて良かった。そしてでんたま揃ってのダンススペックキレキレ具合も凄まじかった…

 


で、書いてて思い出した。矢久保のみっちゃんのジコチューの「醜い私」もいい感じの身長感だったし、バディの印象が強い林(林瑠奈)の持ち曲である「甘いエビデンス」をその林と揃いの指輪つけてやるの、関係性の強さを感じるエピソードに感じた。

 

みんな大好きメンバー別のぼり。


さて、ここまであえて避けてきましたが、あーや(小川彩)の話をしましょうか。
あーやは前回もつくづくステージングに魅せられたのだけど、今回も凄かった。
「女は一人じゃ眠れない」、ライトを使わず火の演出でメンバーを照らすというのが実に世界感似合ってたと思うし、逃げ水のカップリングとなれば確かに適任はあーやだったと思う。

「過去のアンダーライブの映像でやられてるのを見てやってみたかったです!
どの曲でも主人公になれるように、という思いでやってました」

そしてジコチュープロデュースパート。
ピアノを弾くというのはライブ前日配信でも明かしてたけど、「悲しみの忘れ方」と言うのが痒いところに手が届くような久しぶりの曲だったりをやってくれるアンダラの魅力感。
「真っ先にピアノをやりたいなと思っていて、普段からリフレッシュに弾いていたりしていたので…」
「皆さんにとって大切な曲でもあって、一面自分のサイリウムカラーに染まった景色に力を貰いました」

あーやという乃木坂ニューエイジがすごいのはこれに加え幕間の映像でも意気込みとして「自分が楽しんで、皆さんにも楽しんでもらうように頑張りたいです」と語っっていたのが印象的。
この心意気がすでにあるなら、10年後はビックスター間違いなしな気がする。
それでいて金曜日のMCではさらに中秋の名月に触れ「満月を私達を思い出しながら見てください♪」とまで。
どこまでビックになるんでしょうこのニューエイジ


そして最後は何といってもこのライブの座長であり自慢の推しを触れねばどうするかと。松尾美佑さん。
膝にテーピングの跡はあったものの、それを感じさせないパフォーマンス。
千秋楽のオープニングMCで言っていた「世界一楽しい場所にしたいと思います!」という宣言に違いのないライブだったと思う。ここまで振り返ってきた通り。
29thアンダラから贔屓にさせてもらってるわけだが、改めて魅力的に見えたのが本当に楽しそうにどの曲もパフォーマンスしている姿である。多分そこが思い返せば好きになったのはこういう姿を見せてくれるところだったからかもしれない。

 

ぶちかませっ!! 好きです。



彼女、乃木坂での初ライブが先ほどワードを出したまいやん卒コン、有観客は松村さゆりんの卒コンな訳だが、これそのまま見てる立場にはなるが自分もそうで。後者のさゆりん卒コンは奇しくも会場は同じ横アリ。

 

silkkydry46.hatenablog.com

 

運命的な何かでも働いているのだろうかと感じたのはジコチュープロデュースで披露した「転がった鐘を鳴らせ!」と「大人たちには指示されない」もそうで。「転がった鐘を鳴らせ!」の方はインストが「乃木坂工事中」でも使われてるだけあってイントロからワクワク出来るんですよこの曲。その曲でショーテイストでマジック披露したりとステージを縦横無尽に駆け巡る。最高です。


で、「大人たちには指示されない」。これと横アリといえば記憶に新しい11thバスラ3期ラ。当日は現地が叶わなかっただけにもうこれ個人的大リベンジで、それでいてこの曲のメロディーと歌詞の反抗感と激し目ダンス。ダンスが得意分野と言っていい美佑ちゃんでこれを見れるのを僥倖と言わずしてなんと言うか。
3期ちゃんと美佑ちゃんというハッピーセットであった感じだった…

ここまで1つ、ダンスがキレキレで好きと言う話をしたが、この子といえばその言葉にも胸を動かされてきた気がする。

私は色んなところで言ってきたから知っている方もいらっしゃるかもしれないんですけど、ライブが大好きです。踊ることはもちろん、ちょっと緊張はしちゃうけど、歌うことも、パフォーマンス中にメンバーと目が合うとき、ファンの皆さんと目が合ってお互い嬉しくなるとき。始まる前の緊張感、終わった後の達成感、全部全部大好きです。

mdpr.jp


知ってます。その言葉、以前も確かに聞きました。
アイドルという世界で生き抜く以上、時に目先を変えないとやっていけないという局面もあるのだろうけど、ちゃんと彼女の芯がぶれてないと感じた。他がどうとかじゃなくて、単純にそこが一貫しているというのが凄い。
ライブというのは、見てる人間がその時間いかにバカになるくらい楽しめるかという点が個人的に大事だと思っていて。日々の仕事がいくらクソだろーが、ライブを見てる間はそれを忘れるほどに熱く楽しく盛り上がれるのが大事だと思っていて。
だからこそ、終わる時が寂しくて。でも終わらないと次はなくて。そこをいい塩梅で満たしてくれるのが最終日のダブルアンコールだと思っていて。規制退場アナウンスに負けねえぞの感じでオタクが声出すあの感じ、大好きなんですわあれが。


ダブルアンコール「ダンケシェーン」、文脈ありましたね。ダブルアンコールありがとう、ってわけですか。ニクいねえ。最高です。


生声での「ありがとうございました!!」締めも3期ラ思い出して無事僕は死んでました(比喩)。

 


いやしかしこんなライブ浴びちゃうと年内もう1回大きなライブまだ今年ありますかね。てかありませんかね。これ書いてたら乃木坂ライブロスになってきたので…
次のその時までまた日々を頑張る乃木坂ちゃんにも注目しつつ、その時を待ちます。だって美佑ちゃんこう言ってたじゃないですか。

 

今日が終わっても皆さんには1人ひとりの魅力を見つけ続けてもらいたいです。きっと今よりもっともっと好きになるに違いありません。それくらいこのメンバー全員のことが私は自慢でしょうがありません。

松尾美佑、乃木坂46加入当初は「居場所はないと何度も思った」支えとなった存在語る 目潤ませメッセージも<33rdSGアンダーライブ/スピーチ全文> - モデルプレス

 


…とか言ってたら、「新参者」って…何事ですか???

 

まだ終わらないぞ…2023年乃木オタライフ。